一生一緒

桃赤

ガチャ

りうらの彼氏、ないくんと付き合っている。

ないくんは少し愛が重め だから、当たり障りのないようにしなくてはならない。

少しでもないくんを怒らせれたら凄く怒るから。

ないくんを褒めれば褒めるほど機嫌はよくなる。

もう、付き合ってから1年半が経つからね、そんなの知ってるよ。

こうやって、ないくんに遊びに行ってもいいか聞くのもないくんのため

門限を守らないとないくんは凄く怒るから。

それからりうらとほとけっちは遊ぶにつれ、遊ぶ回数が増えていった。

そして今日も遊ぶ日だった。

ヒョイとないくんがりうらのスマホを取り上げた。

つい、ほとけっちに夢中になっていた。

今思うと最近ないくんとデートや一緒に買い物などをしていなかった。

ほとけっちと一緒にいる時間が多かった。

本当に今思うと自分が馬鹿馬鹿しい。

投げ捨てるようにりうらのスマホを投げる。

きっと、これはないくんを怒らせた。帰ってきたら何かされる。

本当に馬鹿過ぎる。

日中ずっとないくんの事を考えてしまった。

嗚呼、帰りたくない。

でも、ないくんを怒らせたのはりうらなんだから。

ほとけっちは何も悪くない。

りうらが悪いんだから。

小声で「ただいま」と告げる。

正直今はないくんに会いたくない。

会いたくないと思っていても同棲しているからどうしても会ってしまう。

なんだかいつもよりも様子がおかしい。

それもそっか、だってりうらが怒らせたんだもん。

なんとか機嫌を戻さなきゃ…。

ないくんが何か言いたげそうな顔をしていた。

さっきよりも機嫌が良くなった気がした。

良かった、機嫌が戻って。

と、思った瞬間なんだかふらふらしてきた。

そうして、つい箸を落としてしまった。

倒れ込むようにその場に倒れた。

最後に見えたのは不気味な顔をしたないくんが見えた。

最近りうらは周に3.4回ぐらいほとけっちと遊びに行っていた。

最初はりうらはほとけっちと沢山遊びたいのかな〜と思っていたが段々遊ぶ回数が増えていった。

おかしいと思った。

俺の事はどうでもいいような態度でほとけっちに夢中だった。

そんなりうらの態度が気に食わなかった。

そこで俺はりうらを監禁する事に決めた。

もう、俺しか見てあげないようにするの。

もう、他の男になんて近寄るな。

暴れようとしてみたが手首足首が固定されていた。

間抜けな声が出た。

理解が追いつかなった。

こういう末路を招いたのはりうらだ。

ほとけっちは1ミリも悪くないんだ。

りうらが少しでも、少しでも断っていればこの様な事にはならなかった。

グイッ″

ないくんが顎グイをする。

ねえ、りうら早く俺に堕ちて？

俺だけを必要として？

俺だけのモノになって？♡

駄作すいません🙇