杏
つ、司先輩…!?////
司
どうした、白石?
杏
な、なんで手繋いでるんですか!??
司
そりゃこんだけ人が居たらはぐれてしまうからな!l
司
それと、これは一応デートだからな…(ボソッ)
杏
っ……////
杏
よし、じゃあ司先輩!!
司
どうした?
杏
ジェットコースター行きましょう!!
司
おお、いいだろう。こっちだ!
杏
(恥ずかしいの隠すためにとっさに言っちゃったけど…)
杏
(私、司先輩のこと好きなんだな…)
杏
(あ〜そう思うと余計恥ずかしくなる…!)
司
白石!もうすぐだぞ!って、顔赤いが大丈夫か?
司
(白石…暑さのせいで顔が…?)
司
(いや、もしかしたら恥ずかしくて…ええい!変に自信をもつな俺!)
杏
大丈夫ですぅー!!
杏
ほら、並びましょ!!
司
あ、ああ
ジェットコースターは司が大声で叫びすぎて杏はその声にびびっていた。
杏
はぁぁぁ……
杏
耳壊れるかと思いましたよ先輩…
司
俺も少し叫びすぎたな…喉が痛い…
司
ちょっと水買ってもいいか?
杏
はい!
司
あ、すぐそこだし白石はそこの日陰で休むといい。
杏
分かりましたー!
杏
司先輩と歩くとき手汗絶対私やばかったな…
杏
今のうちに汗とか拭いておこう…
モブ(まあまあイケメン)
あれ、お嬢ちゃん1人?
杏
え、まあ今は…はいl
モブ2(そこそこイケメン)
へ〜友達と来てるの?
杏
え?いや、まあそんな感じ?です
杏
(まあ実際別に彼氏じゃないし…)
モブ(まあまあイケメン)
友達って男?女?
杏
(しつこいな…)
杏
男ですけど、なんですか?
モブ2(そこそこイケメン)
ちょっとショーの抽選券買いたいんだけどさ
モブ2(そこそこイケメン)
当たる確率低いから手伝って欲しいなって
杏
いや、すみません。友達待たせることになるので
モブ(まあまあイケメン)
へ〜その友達そんな大事なんだ
モブ(まあまあイケメン)
かっこいいの?
杏
へっ?!いや…。まあ人によると思うけど…
杏
かっこいいんじゃないでしょうか…?
モブ2(そこそこイケメン)
顔だけか。普通に女の子1人置いてどっかいく男子まともなやついねえ
モブ(まあまあイケメン)
中身やべーな
モブ(まあまあイケメン)
てかお前、さっき断ったけど拒否権ねーから
杏
…は?
モブ2(そこそこイケメン)
っと顔によらずワイルドな言葉遣いww嫌いじゃない
モブ(まあまあイケメン)
俺ら男2人でお前捕まえたら抵抗すらできねーだろww
モブ2(そこそこイケメン)
ほら行くぞ
杏
ちょ、ちょっと離してください!
モブ(まあまあイケメン)
無理♡
司
まてまてまてまてまてー!!!
モブ(まあまあイケメン)
うわうるさっ
モブ2(そこそこイケメン)
ってあいつがお前の友達?
杏
そうですけど…!?司先輩助けてー!
司
白石ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ
周りの人たちがざわざわしてくる
モブ(まあまあイケメン)
…くそ
モブ2(そこそこイケメン)
いくぞ。
モブ(まあまあイケメン)
そのクソデカボイスのやつに感謝するんだな
杏
…た、助かった…?
司
大丈夫か白石。その、すまない
杏
へ?
司
1人にするなんて、男として失格だよな…
杏
全然!結果助けてもらったし!気にしないでください!
杏
ただ、助け方がロマンないですね
司
なぬ!?
杏
いや、そこは「俺の彼女なんで☆」みたいなシチュが女子ドキッとするでしょ?
杏
大声で助けるって…まあ司先輩らしいですけどね───
司の顔が杏に近づく
杏
えっ、ちょ、先輩……??
司は無言のままキスしそうなくらい近づく
杏
っ………ちょ…!
司
ドキドキ、させられただろうか?
杏
…え?
司
俺女子の気持ちとか全くわからんのだ…。
杏
杏
はぁぁ………心臓に悪いですよ
司
まあその顔だとドキドキさせられたんだな!はっはっは!
杏
あーもう!!次行きますよ!!!
杏
は〜!疲れた!!
最後に観覧車を乗っている
司
そうだな…俺もいつも以上にはじけられた。
杏
実は私、ここの観覧車乗るの初めてなんですよ
司
そうなのか?
杏
はい、冬弥が高所恐怖症ってのがあって乗れなくて…
杏
あとこはねと来た時も観覧車すごい混んでて乗れなかったんですよね
司
そうだったのか…最高だろうこの景色は
杏
もうめちゃくちゃ綺麗で感動しそうですよ
杏
(夕焼けの光に照らされた司先輩、いつも以上に輝いてるな…)
杏
この後ショーでしたっけ
司
…ああ!そうだ!
杏
どんなのか楽しみだなー!
司
(クッ…告白して振られたら…!!!)
杏
──司先輩
司
どうしたんだ?
杏
私、司先輩のこと最初やばいやつかと思ってました
司
急な告白だな!wまあでもやばいやつらしいからな…
杏
でも今は先輩かっこいいなって。
杏
そう思ったんです。
杏
今日一日2人で行動できて、司先輩のことよく知れました。
杏
改めてありがとうございます😊
司
なっ……!?/////
司
それって……!??////
司
いや、まて白石!!
杏
?
司
ショーの時に、俺もお前に気持ちを伝えさせてくれ!!
杏
え、は…はい!!
司
じゃあ行くぞ、白石
司
(手を差し出す)
杏
…//(手を重ねる)
2人はショーの会場へと向かった
彰人
あ、来た
杏
みんなお待たせー!!
司
待たせたな!
2人は恋人繋ぎをしている
こはね
はわわっ…杏ちゃん!?
彰人
あいつら…
寧々
え、まじ?
類
じゃあショーの準備をしよう
司
ああ!
客席はビビバスだけになる
冬弥
白石
杏
どうした?
冬弥
幸せそうだな
彰人
ああ、あんな顔見たことねーぞ
こはね
あ…あ…杏、ちゃん…
杏
こはねー!!そんな心配しないで!!
杏
こはねのことは本当に大好きだからっ!!
彰人
すぐ人に抱きつくところ鳳に似てるな
冬弥
ああ
こはね
あ、そろそろ始まるみたいだよ?
類
ようこそ、ワンダーランズショータイムへ!!
えむ
今日は、我らの座長が伝えたいことがあるらしい!?
寧々
ということで、白石さん!前へどうぞ!
杏
え?
杏
(ステージに登る)
司
…白石
杏
つ、司先輩…
司
俺は、お前に朝風紀委員の仕事で注意されたとき
司
一目惚れしてしまったんだ
杏
(あの時勇気出して怒ってよかったよ)
司
そこから好きという気持ちが大きくなって
司
出会って数日で告白するって決めたんだ。
杏
(今日のショー誘ってもらった時、嬉しかったな)
杏
(私もあの時から好きだったのかもしれない)
司
白石
司
俺はお前が好きだ
こはね
ど、どうしようこれ私達見ていいやつ?(小声)
彰人
あぁ、多分な…(汗)
司
この俺と、付き合ってくれ。
杏
つ、司先輩ーー!!
杏
ギュウウウ(抱きつく)
司
よかった…よかった白石!
司
これからも、よろしくな!
杏
はいっ!!
寧々
司おめでとう
類
ああ、素晴らしいハッピーエンドだ。
えむ
あたしもにこにこぉ〜!ってしちゃう!
彰人
あいつらいつまで抱き合ってんだ
冬弥
…羨ましい、のか?
彰人
あ?んなわけねーだろ
こはね
なんか、私まで恥ずかしくなってきた…!
主
ということで無事終了しました!l
主
ここまで見てくれたみなさんありがとう!
主
これからも応援してくれると嬉しいです!
主
ではまた〜!♪






