今回は、結構前に投稿した青紫のお話を再掲したいと思います
没作品です
どうぞ!
紫
青
紫
青
青
紫
青
紫
いふくんとは、ある病院で出会った。
青
紫
紫
青
昔から自分の声がコンプレックスで、人と関わる時は声を出さなかった。
また、からかわれるのが怖かったから...。
青
紫
青
青
青
紫
こんな俺に、そんな事が出来るだろうか。
出来たとしても、どうせすぐ諦める。
青
紫
ある日、彼は喋らなくなってしまった。
「昼寝」だって言って...目を覚まさなくなった。
先生
青母
紫
ベッドの隣にある、小さな棚の上に
手紙が置かれていた。
喋れない君へ いつか、君が喋れる日がくるから だから、その時は 俺の名前を呼んで欲しいな。 いふ
紫
喋りたくない...。
怖いから...また、気持ち悪いって言われるのが、嫌だから。
俺は退院した日の夜、自然に囲まれた公園に行った。
紫
紫
........やっぱり、
ムリだ。
声を出そうとしても、「出しちゃダメ」って言われているような気がして、簡単には出なかった。
紫
キラッ
紫
そう思ったとき、流れ星が光った。
紫
紫
紫
青
紫
いきなり、手紙の言葉が頭を過った。
青
青
青
紫
紫
....今、声、出た?
紫
いふくんの為なら、声を出せると思ったから。
紫
紫
『俺も好きやよ』
そう、聞こえたような気がした。
END
かんら。
かんら。
かんら。
かんら。
コメント
1件
涙が出てくる🥲 ぜんぜん没じゃ無い! 最高