〈 更新遅くなり申し訳ございません こっちの存在忘れてました(え)〉
神社の山の奥へ奥へと進んでいく
周りからは泣き叫ぶ声や救助を求める声などで溢れている
悠佑の腕の中で眠っているほとけは先程救助に来たレスキューの方に応急処置をしてもらい、落ち着いている
ないこ
りうら、眠くないの?
りうら
ん...、大丈夫...、
悠佑
あの辺で休んでもええんやない?
さすがにこの時間やし ... ,
さすがにこの時間やし ... ,
ないこ
そうだね ... ,
初兎ちゃんは足大丈夫 ?
初兎ちゃんは足大丈夫 ?
初兎
まぁ、さっきちょっと手当してもらったし ... 一応大丈夫
りうら
...
周りが話している間も上の空の彼
1番近くにいたのに何も出来なかったと思っているのだろう
そんな事ないのに
りうら
...いふくん ?
いふ
...
りうら
いふくん !
いふ
っ !! ごめ、呼んどった ?
どした ?
どした ?
りうら
いや...ぼーっとしてたから、
いふ
あぁ ... ,
ずっとほとけっちを見て悲しそうな表情をしている
りうら
... 自分は何も出来なかったとか思わないでね , いふくんがいなかったらほとけっちここまで連れてこれてないよ。
自分なりに出した精一杯の言葉
こうゆう言葉は、かけたことなんてなくて、かけられてばっかりだったから、上手く伝えられたかは分からないけれど
ないこ
どっからそうなったかは知らないけど、りうらの言う通りだよ、
まろがいなかったらほとけっちはもっと酷い状態になってたかもしれないし
まろがいなかったらほとけっちはもっと酷い状態になってたかもしれないし
悠佑
まろが落ち込む必要ないんよ、
自分の言葉の後にかけた2人の言葉
その言葉は自分がかけたよりもふわっと彼を包み込むような言葉だった
ないこ
はいはい、体冷えないように詰めて寝るよ〜
ぎゅ、と体を寄せられいつのまにかひかれていたシートの上に座る
疲れていたからか、寄せられた大きな体によしかかり、意識は夢の中へと引っ張られた
ないこ
...おやすみ
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