さて、
二人観覧車だ。
星村花凛の須和田を応援したい気持ちを踏みにじりたくて仕方がない。
俺
星村、
花凛
何?
俺
……。
花凛
貯めんな!!
俺はコイツのことを滅茶苦茶にしてやりたい、その一心で彼女を抱きしめた。
当然だが、彼女は大混乱。
花凛
……。
あぁ、
彼女を滅茶苦茶にしてやりたい……。
俺
はぁ……可愛いよ……。
花凛
いやいや……それはない。
俺
素直に喜べ!!
花凛
うるさい!!
花凛
私は可愛くないから!!
何故か彼女は怒ってしまった。
それにしてもコイツ緊張しているのか?
花凛
あーも!!
花凛
離して!!
彼女は顔を真っ赤に染めていた。
俺
自分を押し殺してまで、須和田を応援したいのか?
花凛
な、何で知ってるの!?
声が裏返っていた。
俺
もう知ってる。
花凛
聞いてたの?
俺
須和田があんな態度とってたら誰でも気がつく。
花凛
えっ!!
花凛
そうなの!?
俺
お前が鈍感すぎるんだよ‼
花凛
あんたもね……。
星村花凛がそう言っていたのは空耳だったのか
それは分からなかった。
やはり、星村花凛は可愛げがない‼
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