〇〇
あーあ
〇〇
なんか楽しいこと
〇〇
なにもないや
月永レオ
お前も楽しいって言ってただろ〜?
〇〇
退屈で
〇〇
〇んじゃいそう
鳴上嵐
そこまで来たら異常ね
〇〇
そしたら明日
〇〇
デートにでも行こうか
朱桜司
では私と行きましょう
朱桜司
何処へでもお供致します
〇〇
春が来るからさ
朔間凛月
まだ冬の始まりだよ?
〇〇
そこのバス停で
〇〇
待ち合わせて
〇〇
翡翠のまちへ行こう
瀬名泉
明日忙しいって言ったよねぇ?
〇〇
眠りについて
〇〇
気付いたら
〇〇
きらきら
〇〇
宙に浮かんでいた
月永レオ
星か?
〇〇
天国へ
〇〇
落ちていく
朔間凛月
は?
〇〇
垂直落下
〇〇
スカートひらりと
〇〇
真っ逆さま
朱桜司
え、ちょ、え
〇〇
止まらない
〇〇
止まれない
〇〇
この衝動を
〇〇
止める
〇〇
愛があったら
鳴上嵐
えっと、○○ちゃん、何をするつもりなの?
瀬名泉
○○のことはいつでも止められるけどねぇ
月永レオ
?○○は今家にいるぞ?
瀬名泉
なんで知ってんのぉ?
月永レオ
家に入ってくのを見たからな〜!
〇〇
あーあ
〇〇
明日世界が
〇〇
終わればいいのに
朔間凛月
俺は嫌かな〜
〇〇
隕石が
〇〇
降ってきて
朱桜司
隕石、ですか…
〇〇
全部全部
〇〇
燃やしちゃえばいいのに
鳴上嵐
そうねぇ〜
朱桜司
え
〇〇
「こっちに来て」
〇〇
って
〇〇
手招きしている
月永レオ
そいつ、誰だ?
〇〇
安全だよ
〇〇
この中に隠れて
朔間凛月
詐欺じゃない?
〇〇
誰もいない
〇〇
焼け野原を
〇〇
二人で
〇〇
すいすい
〇〇
スイミング
瀬名泉
思考が追いつかないんだけどぉ?
〇〇
天国へ
〇〇
落ちていく
〇〇
垂直落下
朱桜司
「天国に登る」の間違いではないのですか?
〇〇
スカートひらりと
〇〇
真っ逆さま
鳴上嵐
○○ちゃん、落ちちゃダメよ
〇〇
止まらない
〇〇
止まれない
〇〇
この衝動を
〇〇
止める
〇〇
愛があったら
月永レオ
俺が止めてやる〜
〇〇
パラソルを振って
〇〇
ルラリララ
朔間凛月
周りの人に迷惑かけないようにね
〇〇
大人には
〇〇
なりたくない
〇〇
一つも
〇〇
良いことがない
瀬名泉
いいこともあるでしょぉ?
〇〇
僕たちは
〇〇
このまちで
〇〇
きっと
〇〇
もう一度
〇〇
やり直すことが
〇〇
許されてる
月永レオ
やり直す前に何もしてないぞ?
〇〇
眩しくて
〇〇
優しくて
〇〇
普通の暮らし
〇〇
幸せが溢れてる
朱桜司
お姉さまは幸せじゃなかったのですか…?
〇〇
天国へ
〇〇
落ちていく
〇〇
垂直落下
鳴上嵐
○○ちゃん、やめて…
〇〇
スカートひらりと
〇〇
真っ逆さま
瀬名泉
んなことできないでしょぉ
〇〇
君だけが
〇〇
光だよ
月永レオ
俺もだ!
〇〇
今までずっと
〇〇
いてくれてありがとう
朔間凛月
こちらこそありがとう。
〇〇
君の手が
〇〇
透り抜ける
朱桜司
抜けてません!
月永レオ
○○降りれるのか?あそこから
〇〇
私なら行けるんだ…
瀬名泉
無理に決まってるでしょぉ?
朔間凛月
そういえば、○○の家、1階建てだったね
〇〇
グッ、クソゥ
鳴上嵐
○○ちゃん、絶対にこんなことしないでちょうだい
〇〇
…はい