ゆあちゃん!こっち!
優愛(ゆあ)
っ!
最近はこの夢ばかり見る。
夢の中に出てくる少女は同い年ぐらいだ。
でも何処か幼くて、それでも大人っぽくて、触ったら消えてしまいそうな儚さもある
優愛(ゆあ)
今何時だろ…
優愛(ゆあ)
10時か…
もう学校に行くのはもう辞めた。
部屋の隅にある紙を見る。
何度見ても変わらない文字。
「鬱病」
これは2週間ほど前の事_。
なんか苦しくて精神科の病院を受診したときのこと。あんまり覚えてないけど。
精神科医
これは…鬱病の検査を受けた方が良さそうですね。
鬱病。言葉を聞いたときは呆然とした。
検査のことは正直記憶が曖昧であまり覚えていない。
否。完全に覚えていない。
精神科医
こちら診断書になります。
ここからも詳しいことは覚えていない。だってあまりにも現実味がないから。
ただこう言われたのは覚えてる。
精神科医
まだ治せますよ。
と。
そしてそのことを学校のクラスで公表?したら目に見えて虐められるようになったから学校を休むようになった。
あと親とは離れて暮らしてる。
優愛(ゆあ)
ご飯…一応作っとこ…
優愛(ゆあ)
えっと食材…無い…
優愛(ゆあ)
買いに行くか…