竜胆
で?、
来んの?
来んの?
美月
は?、い、行くわけないでしょ…
竜胆
へぇー
竜胆
行く宛て無いくせに、
美月
い、今から探すわよ…
竜胆
もう夜の8時だぞ?
竜胆
それまでに見つけれんのかよ、
美月
あ、あんたに関係無いでしょ!
美月
一々、口出してこないで!
竜胆
あ?んでだよ
竜胆
俺は親切心でやってやってんのに、
美月
ッッッ、
元はと言えばあんた達のせいでしょッ!
元はと言えばあんた達のせいでしょッ!
美月
あんた達がもしあんな事言わなければ、
美月
私はクビにならなくて済んだのにッ!
竜胆
………
竜胆
ごめんな、
竜胆
あんな酷い事言って、
美月
え?、…
美月
い、いや
美月
私は謝って欲しい訳じゃなくて…
竜胆
だからその罪滅ぼしとして
竜胆
お前を養わせてくれ、
美月
はあ?
トンッ
その瞬間
竜胆が私の首筋を叩いた
美月
あ゛ッ
そして私は倒れてしまった
竜胆
…たくッ
竜胆
兄貴も人使いが荒いな、
美月
……
竜胆
悪いな、美月
竜胆
俺もう
竜胆
お前の名前知ってんだ、