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主
nmmn注意⚠️ キャラ崩壊注意⚠️ 誤字脱字注意⚠️ 警察官パロ⚠️ 敬称に違いあり⚠️ パクリ禁止⚠️
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epilogue,百年の祈り
朝の陽が昇る。
それは、新しい季節の始まりを告げる光だった。
あの日と同じように、街はゆっくりと息をしている。
雨はもう止んで、空は眩しいほどに晴れていた。
路地の奥から、美琴の声が響いた。
恋雨はすぐに追いつき、手錠を持って駆け寄る。
制服の袖をまくり、息を弾ませながら振り向いた彼の顔は、あの頃の“心雨”を思わせるほど真っ直ぐだった。
現場を取り囲むパトカーのライトが回転し、通りを赤く照らす。
恋雨は空を見上げ、まぶしそうに目を細めた。
その瞳に映るのは、どこまでも続く光の空。
その頃、刑務所の裏門。
須智は看守用の記録簿を閉じ、ひと息ついた。
背後では夏希が囚人たちを見送り、短く号令をかけている。
声は相変わらずよく通る。
須智は苦笑して腕を組む。
二人は顔を見合わせ、同時に小さく笑った。
昔は理想を語るだけだった二人が、今こうして“守る側”で共に働いている。
それが何よりの証だった。
夏希が不意に真面目な声を出した。
須智は静かに頷く。
遠くで鐘が鳴る。
新しい朝を告げる音だった。
一方その頃、警務庁の執務室。
机の上に積まれた書類の山が、今にも崩れ落ちそうになっていた。
蘭が頭を抱えて叫ぶ。
冷たい声が返る。
亥留馬だ。
バンッと机を叩く音が響く。
蘭はびくっと肩を震わせた。
怒鳴り声と笑い声が入り混じる執務室。
それでも、その空気は不思議と穏やかだった。
以前のような悲しみや緊張ではなく、“生きている”音が満ちていた。
ふと、窓の外を見上げる。
空はどこまでも青く、遠くで小さな飛行機雲が伸びていた。
蘭が少し静かな声で言う。
亥留馬は目を伏せ、微かに笑った。
——誰かの願いが、また誰かの明日を救う。
そんな連鎖が、永遠に続いていくのだろう。
それが、この世界の“赦し”なのだから。
『百年の檻、百年の祈り』・了
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コメント
7件
完結おめでとうございます! お疲れ様でした✨マジであっという間だった…!見てて凄く面白くて、日々の楽しみでした(˶' ᵕ ' ˶)
完結おめでとうございます!!! 全然28話お疲れ様でした!! 最後はみんな、、やりたいことも祈りもかなってほんとに良かった....!
最初からずっと見てました! 毎日これを楽しみに生きてました(*^^*)幸せで終わってよかったですれ