こんな展開ありえるのだろうか。
まるで恋愛映画のヒロインにでもなったようだ。
状況の整理ができず、
つりめは誰も居ないリビングに戻るなり頭を抱えていた。
りくを
冷たく固いものがこつんと当たる。
顔を上げてみると、
そこにはカフェオレを持って立っているりくをがいた。
りくを
りくを
つりめ
スプーンが刺さったままのカフェオレを受け取る。
氷にはガムシロップがへばりついていて
なかなか上手く混ざらなかった。
りくを
りくを
りくを
りくを
りくを
つりめ
りくをのいう通りスプーンを
上下に動かしてみる。
すると下にも溜まっていたガムシロップが
上下に分解され、
きれいな波長を描いた。
つりめ
りくを
りくを
つりめ
りくを
りくを
つりめ
こんなにも気遣ってくれてるのに、
3人の関係を打ち明けることはできなかった。
コメント
1件
りっくん優しすぎ