もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
物語の世界へ!
hotoke
こんなにも明るいせいで
こんなにも元気なせいで
たった1人の大切な人を、
一瞬にして
あやめてしまった
雪が降るたび、、、
積もるたびに、、、
あの日の記憶が
鮮明に、、、
思い出される
そして今日も
君をあやめてしまう
hotoke
およそ3年前の冬におこった
一生忘れられない
出来事である、、、
その日は真冬で
辺りは1面
真っ白な雪で
埋め尽くされていた
どこを見ても
ただ真っ白な景色が広がる
当時僕は高校生だった
明るくて元気な僕は、皆から
太陽
と、呼ばれていた。
そして、
僕の大親友である
shoちゃんは
白い毛並みの兎が大好きなことから
それにちなんで
雪
と、呼ばれていた。
雪はいつも優しくて
僕のことを毎日気遣ってくれた
そんな雪とは、
今後一生離れることはないと思っていた
でも、、、
僕は知ってしまった
雪が
残り
余命半年であること
hotoke(太陽)
sho(雪)
sho(雪)
hotoke(太陽)
hotoke(太陽)
hotoke(太陽)
sho(雪)
sho(雪)
hotoke(太陽)
sho(雪)
hotoke(太陽)
sho(雪)
hotoke(太陽)
sho(雪)
hotoke(太陽)
sho(雪)
sho(雪)
hotoke(太陽)
hotoke(太陽)
sho(雪)
sho(雪)
sho(雪)
sho(雪)
sho(雪)
hotoke(太陽)
hotoke(太陽)
sho(雪)
hotoke(太陽)
sho(雪)
hotoke(太陽)
sho(雪)
sho(雪)
hotoke(太陽)
sho(雪)
sho(雪)
hotoke(太陽)
hotoke(太陽)
hotoke(太陽)
hotoke(太陽)
小さな手帳が落ちている
hotoke(太陽)
小さな手帳を拾う
hotoke(太陽)
hotoke(太陽)
hotoke(太陽)
残り、余命半年
hotoke(太陽)
hotoke(太陽)
hotoke(太陽)
どーゆーことだ?
shoちゃんはあと残り、
半年で、、、
死んじゃうの?
sho(雪)
しん、、じたく、ないよ、、、
だって、そんなわけ、、、
shoちゃんは、、、
sho(雪)
shoちゃんは
どこにも
行かないよね?
hotoke(太陽)
ヤダよヤダヤダ、、、
sho(雪)
sho、ちゃん、、、
sho(雪)
hotoke(太陽)
hotoke(太陽)
sho(雪)
hotoke(太陽)
hotoke(太陽)
hotoke(太陽)
sho(雪)
hotoke(太陽)
待ってよ、、、
僕から
離れないでよ
sho(雪)
hotoke(太陽)
sho(雪)
hotoke(太陽)
sho(雪)
hotoke(太陽)
sho(雪)
hotoke(太陽)
hotoke(太陽)
sho(雪)
hotoke(太陽)
sho(雪)
hotoke(太陽)
sho(雪)
riura
sho(雪)
if
sho(雪)
naiko
sho(雪)
yusuke
naiko
sho(雪)
riura
if
hotoke(太陽)
yusuke
hotoke(太陽)
sho(雪)
sho(雪)
hotoke(太陽)
hotoke(太陽)
保健室の先生
hotoke(太陽)
保健室の先生
hotoke(太陽)
保健室の先生
hotoke(太陽)
保健室の先生
hotoke(太陽)
保健室の先生
hotoke(太陽)
保健室の先生
保健室の先生
hotoke(太陽)
hotoke(太陽)
sho(雪)
hotoke(太陽)
まるで霧でもかかったような
sho(雪)
hotoke(太陽)
そんな世界で
sho(雪)
hotoke(太陽)
僕の大切な人は
sho(雪)
hotoke(太陽)
何か目的でもあるのか
sho(雪)
hotoke(太陽)
歩みをとめない
やっと歩みをとめた
と、思ったらそこは
断崖絶壁
hotoke(太陽)
声をかけても
sho(雪)
何も反応はなく
hotoke(太陽)
いくら叫んでも
sho(雪)
その声が届くことはなく
hotoke(太陽)
ただそばに居たくて
離れたくなくて
shoちゃんのところまで行く
sho(雪)
shoちゃんが僕の声に気づいた時には
hotoke(太陽)
もうすでに、、、
sho(雪)
間に合わなかった
hotoke(太陽)
hotoke(太陽)
hotoke(太陽)
保健室の先生
hotoke(太陽)
保健室の先生
hotoke(太陽)
保健室の先生
hotoke(太陽)
夢か、、、
保健室の先生
hotoke(太陽)
保健室の先生
hotoke(太陽)
保健室の先生
hotoke(太陽)
保健室の先生
保健室の先生
hotoke(太陽)
保健室の先生
hotoke(太陽)
保健室の先生
hotoke(太陽)
hotoke(太陽)
勘づいていた
もしかしたらshoちゃんが
さっきの夢のように
自殺する
んじゃないかって
だって
shoちゃんは強がりだもん
病気なんかで自分の人生を
終わらせたくない
って思ってるに違いない
でも、、、
僕にはどうすることも出来ない
だって僕は
shoちゃん自身で
shoちゃんの人生を
決めて欲しいと思ったから
僕の指図で
shoちゃんの人生を
棒に振りたくは無い
僕の言葉で
shoちゃんの人生が
変わることは
どうしても
自分が
許せないから
hotoke(太陽)
家に着いた途端
泣き出していた
今まで我慢していたのだろうか
止めたくても
ずっと
ずっとずっと
流れ続ける
こんなの僕の身体じゃない、
自分で自分を
制御できない、、、
数時間後
泣き止んだけど
僕のこころは
涙が
溢れるばかり、
つらくて
苦しくて
ただどうしようもない
まるで
悪魔の闇に閉ざされるように
僕のこころは
包まれていく
僕はそのまま深い眠りについた
sho(雪)
いむくんのことが好きや
男同士はキモイって
言われるかもやけど
僕は本気で
いむくんのことが
大好きやった
その気持ちに嘘なんて
ひとつも無かった
ただ純粋に
惚れていた
やけど、
そーなんやけど
僕は………
どうしても治らない
病気をもっていた
しかも、
残り、余命半年
ずっと前からこの数字は教えられてた
でも、信じたくなくて
誰にも心配かけたくなくて
僕は必死に隠してた
でも
僕の大好きな人に
1番に
知られてしまった
hotoke(太陽)
この時から
いむくんの様子が
おかしい事には、
気付いていた
何でかは分からんけど
明らかにいつものいむくん
では、なかった
だって、ずっと一緒にいた
幼なじみで大親友でもある僕が
いむくんの違いに
気付かない訳が無い
hotoke(太陽)
そう言っていむくんは
保健室へと行ってしまった
sho(雪)
sho(雪)
sho(雪)
いむくんの原因を
探そうと思っていた
でもそれは、
一瞬で知ることになる
sho(雪)
sho(雪)
sho(雪)
riura
if
naiko
yusuke
sho(雪)
sho(雪)
naiko
sho(雪)
riura
if
sho(雪)
yusuke
sho(雪)
僕の大事な
大事な
日記があらへん!
どこで落としたんやろ、
sho(雪)
sho(雪)
コケた時に!?
そ、そしたら
え、、、あ、、、
もしかして、、、
いむくんが!?
やばい、どうしよう
ホンマにヤバいって
あの日記には
余命も病気も
書かれてる、
1番知られたくない人に
知られてしまった
だから、、、
だからいむくんは
衝撃受けて、
体調崩したんや
sho(雪)
sho(雪)
sho(雪)
迷惑かけるから
今まで黙ってたのに
バレたら
全部水の泡やん
迷惑、、、
掛けちゃったやん
sho(雪)
授業が終わった瞬間
教室から飛び出して
ある場所へ向かった
○○するために
sho(雪)
そこは紛れもなく
断崖絶壁
僕は
何一つ後悔はしてない
って、そんな訳あらへん
やり残したことなんて
数え切れないほどある
でも、
1つだけ
1番大切な人に
どうしても伝えたかった
2文字、、、
いや、
3文字が
僕の頭を
何度も行き来する
伝わらないまま
僕の人生は
終わってくんやな、、、
sho(雪)
やっぱり
最後は
この雪で
僕の大好きな
白い毛並みの兎
sho(雪)
sho(雪)
sho(雪)
sho(雪)
sho(雪)
sho(雪)
らびまる
sho(雪)
sho(雪)
sho(雪)
sho(雪)
sho(雪)
いむくん
大好きやったで
......ドォーン...
hotoke(太陽)
僕が起きた時
既に外は
薄暗くなっていた
雪が吹き荒れ
窓が音を鳴らしている
その時僕のこころは
既に悪魔の闇に
完全に覆われていた
怖くなって
shoちゃんに電話をかける
でも、
その電話にshoちゃんが出ることは
一生無かった
僕は気づいた
shoちゃんはこの世から居なくなる
僕が助けに行かないと
一生目を覚まさなくなる
hotoke(太陽)
hotoke(太陽)
今から行くから
hotoke(太陽)
僕は一心不乱に
shoちゃんの元へと走る
どこへ向かってるか分からない
けど、徐々に
shoちゃんに近ずいていることは分かる
hotoke(太陽)
hotoke(太陽)
少し向こうに
誰かが横たわっている
hotoke(太陽)
僕は気づいた
hotoke(太陽)
それが
shoちゃんだったことに
hotoke(太陽)
いくら揺さぶっても
sho(雪)
hotoke(太陽)
いくら声を掛けても
sho(雪)
hotoke(太陽)
僕の声に反応することは無く
sho(雪)
hotoke(太陽)
いくら泣いても
sho(雪)
hotoke(太陽)
それすら気付かない
sho(雪)
hotoke(太陽)
sho(雪)
hotoke(太陽)
sho(雪)
hotoke(太陽)
hotoke(太陽)
奇跡が、、、
起きた
でも、、、
shoちゃんの身体は既に
凍ったように
冷たかった
もう助からないんだって
僕はどうしてあげることも
出来ないんだって
すぐさま痛感した
sho(雪)
hotoke(太陽)
sho(雪)
sho(雪)
hotoke(太陽)
その時shoちゃんは
hotoke(太陽)
全ての力を使い切ったのか
hotoke(太陽)
辺り一面
真っ白な雪の上が
hotoke(太陽)
真っ赤な色で
染まった
sho(雪)
sho(雪)
sho(雪)
悶え苦しむshoちゃんを見るのが
hotoke(太陽)
辛くて、
hotoke(太陽)
苦しくて、、、
hotoke(太陽)
僕は迷いもなく
手を伸ばす
そして
力強く
息の根が止まるまで、
おさえ続けた
hotoke(太陽)
僕shoちゃんのこと
hotoke(太陽)
もうその言葉は
決してshoちゃんに届くことは
ない
いつの間に晴れたのか
赤くて綺麗な
太陽が
僕たちを照らしていた
shoちゃんの手に握られた
雪で作った真っ白な毛並みの
兎は
太陽によって
溶かされていく
まるで
太陽の僕が
雪のshoちゃんを
あやめているように
そしておよそ3年後
hotoke(太陽)
今日も
雪で作った兎を手に
およそ3年前の記憶を
蘇っている
そして
今日も
太陽が
雪を
溶かしていく
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
もえ
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