ぺんちゃが来てから俺の仕事効率は上がり集中して終わることができた
布団の準備し終えぺんちゃんと入った数秒後扉が優しくノックされた事に気が身体をおこした
俺の家族ははどとぺんちゃん以外自分の名前を名乗るという習慣がないらしく声で判断しないといけないが長い付き合いなので簡単ではある
らっだぁ
コンタミ
予想は当たっており 数時間前に頼んだ成分結果が出てしまったようでコンちゃんの仕事の速さを改めて実感した
らっだぁ
コンタミ
ぺいんと
隣を見るとまだ寝かしつける前なのでぺんちゃんを見るとバッチリ目が合った
らっだぁ
彼も材料や結果などは知っているはずだからきっと大丈夫なはずだし、顔を歪めたら耳を優しく塞ぐなどの対処をしよう
とにかく1秒でも離れたくない
コンタミ
そう言ってきて渡してきたのは一枚の紙だった
コンタミ
らっだぁ
コンタミ
そう言って俺の紙の文字を指差して見せてくれたのは全部で7種類もの薬物、毒物、睡眠剤etc…などなどが入って殺しに来ているのが見て取れる
らっだぁ
らっだぁ
命令だとしてもこれを1人で用途まで理解し全部が均等になるようにやるのはさぞ大変だっただろうと思いながら頭を撫でた
ぺいんと
コンタミ
らっだぁ
コンタミ
らっだぁ
それを言うとコンちゃんはますます顔が引き攣ったのを確認したが本当に俺の中では普通だと思っているからしょうがない
コンタミ
らっだぁ
コンタミ
らっだぁ
みどりもぺんちゃんの様子がおかしい事に気づいていたがやはりコンちゃんもその事を感じていたらしく納得した表情になった
コンタミ
らっだぁ
絶対に俺の命令は聞いてくれるのは知っているが絶対彼から言われるまで待っていると決めたし命令だと心を開いてくれなくなってしまう
何より彼の意思は尊重したい
コンタミ
らっだぁ
コンタミ
らっだぁ
コンちゃんはあくびをしながら扉を閉めようとしたので俺は静止して久しぶり聴きたくなった言葉を聞こうと思った
らっだぁ
コンタミ
あの時無理にコンちゃんを本当に生かしてよかったとそう思えるほどに彼の嘘偽りない笑顔には価値があり、輝いていた
コンタミ
らっだぁ
コンタミ
らっだぁ
ぺいんと
彼がいなくなり俺はぺんちゃんを寝かしつける行程をいつも通りしながら彼に話しかけると目だけをこにらに向けてくれた
らっだぁ
ぺいんと
今の彼は会話はするもののまるでその言葉に意志を感じない
らっだぁ
いつも以上に会話できる喜びとそんなので会話しても嬉しくない気持ちが混じり合い複雑な気分だが会話はを続けた
ぺいんと
らっだぁ
それでもたまに彼の意思が伺えるところを見ると全てが命令で用意された会話ではない事がわかり安心する
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
らっだぁ
なんとなくだがきっと彼は少なくともまだ俺のことを殺したいとは思っていない
そのことがわかったので俺は死ぬわけにはいかないと思いぺんちゃんと一緒に眠りについた
らっだぁ
やめて
人形に聞かないで
わからない
俺にはわからない
本当は俺はどうしたい???
彼が望む返答はいつも決まって 俺の意思が入っていないと喜ばない
でも金豚様は自分の意志で 応えるなと言っていた
どうすればいい??
どうするのが正解かわからない
あの施設では意志を入った返答をすれば 痛めつけられた
でも今求められているのは意志ある返答
目を瞑ってそんなことを考えていると12時の金の音が鳴ってしまった
時間だ
コメント
8件
ぺんちゃんの葛藤が見えて...悲しい コンちゃんが死にたく無くなったのはほんとに良かった!!!!
きょーさん許せん...( ꐦ ・֊・ ) ぺんちゃん自分の意志を言ってよぉぉ(日本語あってる?) コンちゃんが死にたく無くなった!
きょーさん?ちょーっとだけお話ししようか