俺が夢見た外の世界は、壁の中よりもずっと、、、残酷で血に塗れた世界だった。
エレン
、、、俺たち、自由になれるのか?

もしかしたらこの時から、僕達3人の運命は決められていたのかもしれない
アルミン
、、、エレン?

私はこの時、なんて声をかけたらよかったのかわからない。
ただただ、大きな不安を感じた。
ミカサ
、、、?

エレン
いや、なんでもない。

アルミン
、、、

ミカサ
エレン、、、

アルミン
そ、そうだ!

アルミン
エレン!これを見てよ!!

エレン
これは、、、?

アルミン
貝殻だよ!🐚
おじいちゃんの本にも書いてあっただろう?
表面はトゲトゲしてるんだけど、、、ホラッ触っても痛くないんだ!

ミカサ
すごい、、、それに、とても綺麗、、、。

エレン
あぁ、本当に、、、すごいな。ニコッ

アルミン
!

ミカサ
!

アルミン
(笑ってくれた!)

ミカサ
(よかった、、、。)

ジャン
おいっ!お前ら何ぼさっとしてんだ?

サシャ
そうですよ!こんなに水の中に大きな魚が泳いでるんですよ!?狩るしかないじゃないですか!!

サシャ
ボサっとしてないで、魚狩りに行きましょうよ!!!

コニー
そうだぞ!獲物が逃げちまう前に早く行こうぜ!

アルミン
魚かぁ!

アルミン
エレンっ!行こう!!

エレン
あぁ。

ミカサ
エレン、足元に気をつけて。
ここは滑りやすい。

バシャッ(ジャンの移動時にちった水がエレンの顔に思い切りかかる)
エレン
おわっ!

ジャン
うぉっ!
すまん。

エレン
っ、

ジャン
こっ今回はわざとじゃねぇぞ!?

アルミン
(じゃあ今までわざとなのかな?)

エレン
ふざけんなよ馬面ぁっ!

ジャン
はぁ!?

エレン
服が濡れちゃうだろうがー!!

ジャン
それくらい拭けよ!!

エレン
てかさっき、今回"は"わざとじゃないっていったか?

ジャン
言ったが?

エレン
じゃあ今までわざとなのかよっっ!?

アルミン
あはは〜

ミカサ
二人とも、、、

サシャ
やめてください!!獲物が逃げちゃいますっっ!!

コニー
そうだぞ!海の中くらい大人しくしろー!

リヴァイ
チッ、うるせぇガキどもめ。

ハンジ
ヒァッフォーーィィィィィィ!!!!!

リヴァイ
いや、うるさいのはこいつも同じか。

ハンジ
滾る、滾るネェッッッ!!!

ハンジ
この生き物なにかなぁ?足っ?足が8本もあるよ〜!!

リヴァイ
おい、毒持ってるかもしれねぇからむやみやたらに触るな。

ハンジ
確かに、、、毒持ってるかもしれないよねぇ、、、

ハンジ
よーし!解剖しよう!

リヴァイ
おいまて。

サシャ
エレンッッッ!
そっち行きましたよー!!

エレン
うぉっ!

ミカサ
動きが素早い。

アルミン
すごい!ツルツルしてる✨

ジャン
うわぁぁ

コニー
大変だっ!ジャンの顔になんか張り付いてる!!

ハンジ
ウォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!
ジャンっ!そのままにしておいてね!

サシャ
ウネウネしてますっっ!!

リヴァイ
はぁ、、、

その日、日が沈むまでその海の沿岸側には楽しげな明るい声が空に木霊していた。
エレン
、、、
