雨眠
ごめんなさい、何回か16話の内容を見たのですがきにくわかったのでもう一度書き直すことにしました
雨眠
本当にすみません
雨眠
ではどぞ、
余花にみとれて
きっと
凛
(俺たちが思うより)
この世界は優しくないから
凛
(だから俺はせめて雨眠の)
そばにいたかったんだ……
男子生徒
君は"女の子"とか?笑
凛
え?
凛
(雨眠が男ッ?)
雨眠
ッッ…
凛
あまねッッ!
凛
あれはちがくて!
雨眠
……
ザラついた手触りの言葉で
雨眠
向き合えなくてごめんッッ…
凛
アッッ…
凛
(雨眠のこと)
汚した俺は…
妙に目にしみる 茜色に
凛
(あの時どすればッッ…)ボー
凛
(クソッッ!)
縫い付けられたままで
凛
…ッッ。
動けないままで
雨眠
これめっちゃ可愛い〜!
凛
本当だ。
キツく抱きしめて
雨眠
……ッッ
凛
…
くしゃくしゃになった
雨眠
ダッッ!
凛
雨眠ッ!
あなたの孤独を見つけたのに……
男子生徒
なんで星宮ってそんな格好してんの?
雨眠
僕がこの格好、好きだからです!
凛
…
もう傷つける場所もないあなたの心臓が
男子生徒
ふーんならいいけど
雨眠
ばいばーい!
雨眠
はぁ…
凛
…大丈夫か?
雨眠
あ、うん!全然気にしないで!
凛
…
切なくなるくらい柔らかく音を立てて
凛
(あ、雨眠だ)
雨眠
…やっぱ僕が可愛いものなんか(ボソッ
凛
ッ!
酷く膿んだ 傷を押さえながら
雨眠
じゃーん!可愛いでしょ?
凛
あぁ、似合ってる
凛
(それでもあなたは…)
笑っていたのでしょう
凛
(それがどうしようもなく)
嫌なのです
せめて俺の前では
泣いて欲しいのに
雨眠
(僕たちが息をする世界は)
もうとっくに壊れていたけど
雨眠
(それでもッ)
雨眠
ここみんなと見てみたかったんだ!
凛
綺麗だな
凪
確かに〜
玲王
本当だな!
あなた達とみたその色は
ただあまりにも美しかったんだ
雨眠
フフッ
コンコン🚪
雨眠
……
雨眠
(歩き方を忘れた僕は)
雨眠
どこまで行けるのかな?(ボソッ
凛
どこにも行きたくないなら
凛
それでもいい
凛
ここで話をしようか
凛
何も話したくないなら
凛
ここから見える景色を見ていよう
ガチャ🚪
雨眠
……
凛
何も見たくないのなら
凛
ずっとこのまま
凛
二人目を閉じていよう
あなたがいればいいよ
雨眠
ごめんッ……
凛
……ッ!
噛み殺した声が聞こえて
凛
ハァハァ
走り出した
俺が今すぐそばに行くから
あなたはあなたのままで
凛
待っていて……
凛
雨眠ッ!(ギュ!
雨眠
ッ!
ネ ツ その指先が体温が触れた
雨眠
(僕の心臓は)
隠せないくらいにあなたへと音を立てて
酷く爛れて 濁っていた 空さえ
切なくなるくらい
雨眠
(透き通って見えた)
僕たちの心臓が音を立てて
凛
(重なるくらい近づいたなら)
壊れたままで 進んでいく 世界の中
雨眠
(それでも二人で)
息をしている
雨眠
長々と作ってしまいました…
雨眠
瑞希救われて良かったよ〜!
雨眠
それではさよな〜ら