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やべぇ上手く喋れない赤くん可愛すぎる( ´ཫ`)(ただの変態だよ☆)
めっちゃいい話!
桃赤
俺は 生まれつき耳が聞こえなかった
なぜ俺は耳が聞こえないのだろう
なぜ俺はみんなと同じじゃないのだろう
そんなことばかり考えてきた
耳が聞こえないせいでずっといじめられていた
もう俺はずっといじめられるんだな
そう思っていた。
ガラガラ
バッシャーン
………
またかけられた…
もうなれたことだからいいんだけど
モブ
モブ男
モブ実
補聴器をつけてるから、少しは聞こえる
あーあ、すごい言われようだ、
机にも、いろいろ暴言が書かれている
……………………
とんでもない内容だ。
さすがにやばすぎる
モブたちはいまごろもっと笑ってるだろうな…
赤
え、誰?
初めて見た人がいる…
見た目がいかつい…
ヤンキー?
桃
モブ
モブ男
桃
桃
モブ男
俺のこと、守ってくれてる…?
優しいんだな…あの人
!?
こっちに来た…!!
桃
桃
赤
桃
すごくモブたちの視線を感じたけど、俺はこの人に真実を伝えた
すると、そのひとはモブたちをにらみ返し、モブたちに舌打ちをした
桃
赤
桃
そう言って俺の頭を撫でてくれた
なにか懐かしい気持ちになったのは気のせいだろうか
桃
桃
桃
桃
桃
赤
赤
俺は上手く喋ることができないのでいつも持ち歩いている紙とペンをだし、
そんなことないです!! 助けてくれて、ありがとうございます
と書いた。
桃
桃
結構照れてて、内心かわいいと思ってしまった
不良って、みんなこんなもんなのか?
そして、俺は疑問に思っていたことを紙に書いた
桃
桃
桃
桃
どしたんだろ、そんな慌てて
桃
桃
なんか怪しいけど…まあいいや
桃
桃
桃…?
どこかで聞いたことのある名前…
気のせいかな…
赤
桃
桃
やっぱり全然上手く喋れない…
桃
赤
赤
その日から、 俺は毎日のように桃くんに会って、いろいろ話していた
まあ、そんな幸せなことも長くは続かないわけで…
放課後になり、帰ろうといていたところ…
モブ実
赤
赤
前に俺をいじめてきてたやつが話しかけてきた
モブたちはもうあの事があってからいじめてこなくなったけど…
またこの人にいじめられる…、?
行きたくなかった。
でも、行くしかなかった。
前まで大好きだった屋上が、
今は少し嫌いになった
モブ実
赤
モブ実
赤
モブ実
まてまて、俺は桃くんに気に入ってもらってたのか?
モブ実
モブ実
モブ実
モブ実
そう言って、モブ実さんは泣いてしまった。
俺はただ、そこにつったってるしかなかった。
モブ実
赤
そんなこと言わないで…
また死にたくなるじゃん…
モブ実
モブ実
赤
そうして、俺はしばらく殴られ、蹴られ続けた
最後の頃には、痛みなんて感じなかった
モブ実
モブ実
赤
赤
赤
モブ実
乱暴に補聴器をはずされ、モブ実さんは下に補聴器を投げた
モブ実
モブ実さんは何か喋っていたが、 何も聞こえなかった
モブ実
赤
最後に蹴られ、モブ実さんはいなくなった。
俺は、もう生きたくなかった
生きられないと思った
桃
桃
そして俺は、屋上から飛び降りた…
はずだった。
俺は、誰かに手首を握られていた。
上を見たら、
桃くんが汗だくになりながら
涙でいっぱいになりながら、
俺の手首をつかんでいた
赤
赤
桃
赤
赤
赤
桃
桃
そうきこえたような気がした
そして、桃くんは俺を引き上げた
桃
赤
桃くんは、紙とペンをだして、
桃
そう書いた。
俺は、桃くんの紙とペンを貸してもらい、
俺は死にたかった。 大切だから生きてなんて、そんな残酷なことを 桃くんに言ってほしくなかった
と書いた。
桃
赤
赤
桃
赤
思い出した。
あのときの男の子…
俺は昔から耳のことでいろいろ言われていた
だから、友達なんていなかった
でもある日、
桃
そう言われた。
俺は紙とペンをだし、「赤って言います」と書いた
桃
桃
2人とも当時5歳だったんだけど、桃くんは俺が耳が聞こえない、喋れないということを察してくれた。
いま考えたらすごいと思う笑
それから、俺がいじめられてるときは桃くんが助けてくれた
まぁ、桃くんはそのせいでたくさんアザができていた
赤
桃
桃
桃
赤
赤
桃
8歳になったころ、俺は急な引っ越しをすることになった。
桃
赤
赤
桃
桃
桃
赤
気づけば、俺は桃くんに包まれて泣いていた
赤
桃
赤
桃
桃
赤
赤
桃
桃
赤
桃
桃
赤
桃
桃
赤
桃
赤
桃
桃
赤
赤
桃
桃
赤
君のおかげで
人生を再スタートすることができた。
耳が聞こえない俺と、不良の君。
end
ちなみにモブ実さんは、桃くんにいろいろ言われ、赤くんに謝ったそうです
ということでタップお疲れ様でした!
めっちゃ長くなりました…
今まで書いたなかで一番長かった!!
頑張ったので、是非いいねお願いしますーーー!!
最後まで見ていただきありがとうございました!