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え…!最高すぎませんか!?え、神すぎます😭😭もう本当にありがとうございます🙇♀️🙇♀️🙇♀️🙇♀️
燐
燐
燐
燐
燐
燐
燐
燐
燐
燐
燐
仁said
瑠衣
朝のランニングから帰ってきた瑠衣が楽しそうに口を開いた。
瑠衣
仁
仁
瑠衣
瑠衣
瑠衣
ろくに興味を示さず断った俺に対して瑠衣は頬を膨らませて見せる。なんとも可愛らしい姿だ。
杖道
杖道
仁
瑠衣
瑠衣は興味津々に聞いてくる。目を輝かせた子供のように。
仁
仁
仁
結局、瑠衣の上目遣いに負けてしまいOKを出した。
空が赤紫に染まる時間。 俺は瑠衣の到着を待っていた。
瑠衣
瑠衣
そう言いながら走ってくる瑠衣が見える。
仁
思わず目を見開いてしまった。 瑠衣が着物を着ている。勿論男モノだが。更に綺麗な髪を下ろしている。 いつもの服装からじゃあまり想像できない姿だった。
瑠衣
瑠衣
瑠衣に見惚れていた俺の手を取り屋台の方へ引っ張っていく。
仁
瑠衣が走ると髪が靡き通る人の目を惹きつけるほどの美しさがあった。
りんご飴、金魚掬い、射的やくじ引き。 屋台を周りいろいろ楽しんだ。 そんな事をしていると時間が過ぎるはあっという間だ。
瑠衣
瑠衣
無邪気に笑って見せる瑠衣。 確かに悪くはなかった。いや、楽しかった。けれど、それは瑠衣がいたからだ。 何をしても色々な表情を見せてくれる瑠衣が横にいてくれたから、時間を忘れて楽しむことが出来たのだろう。
仁
瑠衣
そう会話を交わした時花火が打ち上がった。大きな花火。 瑠衣と同じように、人の目を惹きつける魅力があった。色とりどりの大きな花が夜空一面を覆い尽くす。
瑠衣
きっと瑠衣は花火に対して「キレイだ」と言ったのだろう。 けれど、俺の目にはもう花火なんて映っていなかった。
俺の隣に座る瑠衣。こんなにも近くでまじまじと見たのは初めてではないだろうか。 透き通るほど綺麗な手入れされた髪。一本一本繊細なまつ毛。輝きを失わない希望の宿った瞳。 今にも奪いたくなるような唇。おまけに、17歳とは思えないほど小柄な体格。全てが俺に美しいと思わせる。 叶わない恋なのは分かっている。同じハウスの探偵と記録者。ましてや男同士だ。 けれど、いつか、叶うその時が来るまで何十年でも待つ自信がある。何せ瑠衣は俺の初恋の人だから。
仁
気づけば俺は瑠衣の額にキスを一つ落としていた。 その時見せてくれた瑠衣の顔をこれから先、一生忘れる事はないだろう。
驚いた顔をして数秒フリーズしたが、気を取り戻し慌てて額に手を当てていた。 赤面で此方を見てくる。照れているようでとても可愛かった。
そんな瑠衣に向かって不敵に笑って見せると、瑠衣は赤面の顔を両手で隠す。
仁
そう瑠衣に向かって呟いた。
仕事を終えたおっさんが俺たちと合流する少し前の話…。
燐
燐
燐
燐
燐
燐
燐
燐
燐
燐
燐
燐
燐
燐
燐
燐