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私/僕/俺だけの、たった一人の先生

第3話 - 第２話

2023年11月27日

#wt

#おりきゃら

雛井芽雄@サブ

芽奈

第２話

氷理

Start !

ヒュッ

Nakamu

！？

気が付くと、あの子が目の前で銃を構えていた

シャークん

Nakamu ！

ここで、俺は終わりだと思って

そう思って目を瞑った

何かが落ちる音がして思わず目を開けると

零

ポロポロ

あの子が、泣いていた

後ろの子達はビックリして見ていた

零sing ヒュッ

勝ったそう思って引き金を引こうとした

そうすると、何故か撃てなかった

「私情で、人を殺しちゃ駄目だよ」

そんな声が聞こえた刹那

何かが頬を伝った

零

ポロポロ

ガシャン

止めたくても止めれないそんな感覚初めてだった

銃は俺の足元に落ちて目の前に狙っていた奴が目を開けてビックリしていた

Nakamu sing

あの子は、泣き崩れていた

俺は、その泣き崩れた子に屈んで視線を合わせて言った

Nakamu

今までよく頑張ったね

零

う…あ…

Nakamu

無理しないで良いよ

零

(頷く)

そのあと、あの子は俺の腕の中で泣いていた

数十分後

Nakamu

泣き疲れて寝ちゃったな

Nakamu

帰ろ

そのあとは、その子を抱き抱えて俺の寮のベッドに寝かせた

そのあと、僕の教室の子と帰った

杏子

………

この子は相変わらず黙っている

broooock

あの子の様子、見に行く？

杏子

授業しなくていいんですか？

broooock

良いよ

杏子

なら…行こうかな

broooock

はい

今、あの子は俺のベッドで寝てる

零

………

ピーンポーン

Nakamu

あ

ガチャ

Nakamu

あ、broooock と

Nakamu

えっと

杏子

broooock

え？

杏子

杏子…私の名前

杏子

アイツを世話してくれているのは、感謝しています

杏子

アイツの様子を見に来ました

Nakamu

あ、分かった

Nakamu

はい

零

………

杏子

…よかった

Nakamu

え？

杏子

アイツ、暴れてなくて

broooock

暴れるの？

杏子

昔からの付き合いなんで

Nakamu

へぇ

杏子

アイツ、自分の感情を抑えているから稀に暴れるんですよ

Nakamu

そっか

杏子

それは、私でも止められなかった

杏子

だけど、貴方なら止めれると思うんです

Nakamu

…分かった

Nakamu

俺が、この子が暴れるのを止めて見せる

杏子

お願いします

broooock

…良かったね杏子

杏子

はい

杏子

それでは

Nakamu

またね

Nakamu

この子…目、覚めないな

broooock 達が帰ってから数時間が立ったがこの子は一向に目覚めない

Nakamu

…ご飯、作るか

Nakamu

何が好きだろ…

Nakamu

取り合えず、うどん作っとくか

数十分後

誰かが俺の肩に手を置いた

俺は振り返り俺の後ろにいたのは、あの子だった

Nakamu

目、覚めた？

零

(頷く)

Nakamu

今、うどん作ってるけど食べる？

零

…うどんって何？

Nakamu

え？知らない？

零

(頷く)

Nakamu

美味しいから一回食べてみ

Nakamu

いただきます

零

いただきます

零

………

Nakamu

食べないの？

零

フォークで食べないの？

Nakamu

いや、箸だよ

零

へぇ

零

モグモグ

Nakamu

美味しい？

零

美味しい

Nakamu

良かった

数十分後

零

ごちそうさまでした

Nakamu

お粗末さまでした

Nakamu

今日は俺の寮に泊まる？

零

…いいの？

Nakamu

良いよ！全然！

零

それじゃあ

次の朝

零

おはよう

Nakamu

おはよう早いね

零

まあ

Nakamu

そろそろ俺、自己紹介してほしいんだけど…良い？

零

分かった

Nakamu

名前は？

零

零…

Nakamu

零ね！

Nakamu

次、何歳？出来れば人間の年で言える？

零

人間の年で…か

零

………11

Nakamu

…今、なんて

零

11歳

Nakamu

えええええええ！？

零

うるさ

Nakamu

あ、ごめん

零

大丈夫

Nakamu

一個さ聞きたいことあるんだけど…良い？

零

質問による

Nakamu

なんで、俺のこと最初銃で撃ったの？

零

…言っても何にも言わない？

Nakamu

うん、大丈夫

零

種族が…悪魔と吸血鬼のハーフだから

Nakamu

へぇ

零

(やっぱり何か言われるんだ)

Nakamu

最初からそういってくれれば良いのに

零

え？

Nakamu

別に俺の血あげるよ

零

え？

Nakamu

どうかした？

零

いや、あんまりそう言う人居ないから

Nakamu

へぇ~

Nakamu

ま、血あげるよ

零

…本当に良いの？

Nakamu

うん

零

血飲む量多いよ？

Nakamu

大丈夫~

零

…やっぱやめとく

Nakamu

えぇ？

Nakamu

挙動不審だね？

零

何かそこまで言う人初めて見たから、申し訳なくなってきた

Nakamu

ん~そっか

Nakamu

ちゃんと血飲みたい時言ってね？

Nakamu

血飲まないと栄養不足で零、倒れたりするから

零

分かった

零

先生が給食食べる前に少し吸う

Nakamu

それでよし

Nakamu

今日は体育があるよ

零

え

Nakamu

体育は他のところと合同でするからね

零

分かった

Nakamu

あと、今日の体育グラウンドだけど、大丈夫？

零

大丈夫

Nakamu

んじゃ、先にグラウンド行ってて、俺準備してくるから

零

分かった

零

…日差し強

霙

あ、零

零

霙も体育？

霙

うん、他の2組と一緒にするって先生が

零

それで、残りのもう一人は…

霙

まだ、来てない

零

そのうち来るでしょ

霙

そうだね

数分後

葵

おはよう二人とも

霙

おはよう葵

零

おはよう

葵

今日の体育何するか知らない？

霙

私は分かんない

零

俺も

Nakamu

体育始めるよー

霙

行こっか

葵

そうだね

Nakamu

今日の体育は、体力テストでーす

きんとき

まずは50m走だけど、誰かやりたい人

霙

それじゃあ行きます

きりやん

よーい

パァン！

ビュン

きりやん

0.2156秒…？

きんとき

？？？？？？

きんとき

え、何言ってるの？

きりやん

ほら

きんとき

ホントだ…

Nakamu

？？？？？？

Nakamu

次、零行ける？

零

分かった

きりやん

よーい

パァン！

きりやん

えーっと、0.0000000000000203

Nakamu

?？？？？？？

Nakamu

え、零？

零

何

Nakamu

速くない？

零

手加減した

葵

あ、やっぱり

きんとき

えぇぇぇ？

きりやん

最後、葵！

きりやん

よーい

パァン！

きりやん

0.0000000000003秒

きりやん

うん？

きりやん

葵も速くない？

葵

いやいや、零は手加減してますけど、私本気だったんで

きんとき

霙も速いし

霙

二人に比べたらまだまだですよ…運動音痴ですし

零

いや霙はすっごい手加減してたでしょ

霙

何で分かったの？

零

去年結構速かったじゃん

霙

あー、なるほど

きんとき

んじゃ、もう一回計る？

霙

お願いします

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