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穏やかな朝

教室内は生徒たちの賑やかな声で溢れていた。

窓から差し込む柔らかな陽光が、教室全体を優しく包み込んでいる。

楡井秋彦

…~~~!

桜遥

~~…?~~

一歩…二歩……

蘇枋隼飛

おはよう桜君、にれ君

いつもと変わりのない笑顔

今日も、上手く笑えている

楡井秋彦

おはようございます!蘇枋さん!

桜遥

……ぉ…はよ…

以前なら想像もできなかった温かな朝の挨拶に、桜は頬を赤めながらも、 「おはよう」と小さく呟いた。

蘇枋隼飛

二人共何話してたんだい?

楡井秋彦

町に新しくスイーツ店が開かれたんですよ!

楡井秋彦

評判が良いと、最近噂になってるんです

楡井はスマホ画面を蘇枋に見せるよう向けた

蘇枋隼飛

へぇ〜

蘇枋隼飛

お洒落なお店だね

楡井秋彦

そうなんですよ!

楡井秋彦

今日見回りもありませんし

楡井秋彦

よかったら一緒に食べに行きませんか?

店に一歩足を踏み入れると、やわらかな間接照明が落とす影が、壁にかけられたアンティーク調の額縁を優しく浮かび上がらせる

楡井秋彦

おしゃれだ……!

天井にはアイアンのシャンデリアが吊るされ、揺らめく光が大理石のカウンターに反射している

みのある木製の床は歩くたびに控えめな軋みを返し、店内に漂うのはほのかに甘いバニラとバターの香り…

楡井秋彦

桐生さんたちも誘いたかったですね…

蘇枋隼飛

今日の見回り当番だから仕方ない

蘇枋隼飛

また今度誘おう

楡井秋彦

そうですね!

楡井秋彦

……って

楡井秋彦

桜さん?どうしたんですか?

楡井秋彦

さっきからずっと黙ってるままですけ、ど…

楡井は不思議に思い、隣の席に居る桜の顔を覗いた

桜遥

…っ~~~!!!

桜はメニュー表で顔を半分隠しながら、周りを見ないよう必死に目を瞑っている。

楡井秋彦

あー…

楡井秋彦

カップルでご来店される方々結構居ますね

蘇枋隼飛

あっはは!

蘇枋隼飛

桜君顔真っ赤~

桜遥

う、うううううるせぇ!!!

楡井秋彦

さ、桜さん…!お静かに!

蘇枋は二人の様子を微笑ましく思いながらも、手元にあるメニュー表に目を落とす

蘇枋隼飛

桜君は何にする?

桜遥

あ?……んー…?

桜遥

ぱ…ふぇ…?もんぶらん?たると…?

頭の上に『?』が浮かぶ程、 知らない単語に振り回される

桜は楡井に助けの目差しを送った

桜遥

…楡井、お前が決めろ

楡井秋彦

ぅえっ?!オレですか?!

桜遥

いつもうめぇ菓子くれっから…

桜遥

お前が選んだもんなら全部美味いと……思う…

蘇枋隼飛

(わぁ……)

無意識に人を誑かす。

桜君ってこういうとこあるよね

楡井秋彦

…すぅーーー

楡井秋彦

キュンです

桜遥

は?

𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩ 500♡

叶わない、敵わない。

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