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■散るも愛しき桜かな■
日差しの暖かさに開け放した窓から、穏やかな風が撫でるようにそっと入ってくる。
天気もいいし、散歩でもしなきゃ勿体無いかなあなんて思いつつ··· 何にも考えずソファに抱かれてまどろむ贅沢は手放し難くて。
どのくらいそうしていたか··· ふわ、と、髪に触れる手を感じて目を開ける。
L「···ごめん、起こしてもたね」
間近にエルくんの綺麗な顔があった。
兎「んや··· ねむっては··· いなかったから···」 L「でも幸せそうにまどろんでた」
うん。 確かになんか幸せな感じだった。
L「髪にさ、」 兎「···髪?」
ほら、と見せた長い指先には桜の花びら。
L「幸せなところ起こしちゃってゴメンな」
もう一度そう謝ってから、触れるように唇を重ねてくる。 それは花びらよりも柔らかいキス。
穏やかにまどろんでる時間から目覚めても、幸せな気持ちから醒めることはなくて。
なんだか、こういうのが本当に、贅沢っていうのかな。
L「こういううーくん見とるとね、俺も幸せ」 兎「幸せの伝播?」 L「触るともっと幸せ」 兎「······///」
またひとつ、窓から桜が舞い込む。
二人で居るこの部屋を淡く色づけるように、やわらかな光をまとって舞い込んでくる。
散ってなお意味をたずさえ、世界を優しくひるがえす、そのひとひら。
散るも愛しき桜かな。
END 『まっさかり☆春』とセットです、ギャップお楽しみください(笑)
コメント
15件
うわぁ!!!!もう好きっす!!!!結っk((殴殴←唐突の告白笑 あっ窓から覗いてたのはバレてないですか!?((たまぁにしっとりバカップル!?花びらになりたい人生だった…いやなれる!←何言ってんだこいつ 映画の最初か最後みたいwwえーっと今日も兎くんは可愛いっとφ(..)メモメモw
なんか綺麗なお話ですね(?) どっちも好き、、(*´꒳`*)
なんか…大人ばかっぷる…(? とりあえず僕は桜になります ( ˙꒳˙ ) いざ!うーくんの元へ!(