ガチャ
潔世一
ただいま
ミヒャエル・カイザー
…おかえり
潔世一
…?
潔世一
(…元気ない…?)
潔世一
おい、カイザー
潔世一
…お前体調悪__
ピタ
ミヒャエル・カイザー
…?
潔世一
…何だよ、それ__
ミヒャエル・カイザー
は?
ミヒャエル・カイザー
何の事だ…?
潔世一
首の"それ"だよ…っ"!!
ミヒャエル・カイザー
…っ"_!?
ミヒャエル・カイザー
(…まずい…、忘れてた_)
潔世一
…浮気か…?
潔世一
俺が凪と蜂楽と泊まってる間に…__
潔世一
相手は誰だよ…!?ふざけんな…っ"…!!
ミヒャエル・カイザー
…浮気した
潔世一
…__っ"!!
ミヒャエル・カイザー
それの_
ミヒャエル・カイザー
何が問題なんだ?(ヘラ
潔世一
は…?
ミヒャエル・カイザー
お前はお前で楽しんでたんだから良いじゃないか
ミヒャエル・カイザー
…それに、恋人を一人きりにさせたお前が悪いんじゃないのか?
ミヒャエル・カイザー
寂しかったなぁ〜
パンッ…!(平手打ち
ミヒャエル・カイザー
…っ"_!
潔世一
…人の気持ちを…何だと思ってるんだ…??
潔世一
…最低だな…(ポロ
ミヒャエル・カイザー
…好きに言えよ
…どうせ俺は、最低だよ__…
コンコン
ガチャ
アレクシス・ネス
…?
アレクシス・ネス
…!?カイザーッ…!!
アレクシス・ネス
どうしたんですか…!?その頬…っ
ミヒャエル・カイザー
…世一に浮気がバレてぶたれた(ヘラ
アレクシス・ネス
…っ
アレクシス・ネス
…笑わないでください
アレクシス・ネス
辛い癖に…__
アレクシス・ネス
貴方は昔から強がりなんだから……
アレクシス・ネス
その強がり、何とかなりませんか?
ミヒャエル・カイザー
…っ"(ポロポロ
アレクシス・ネス
…ほら、上がって
アレクシス・ネス
…カイザーはどうしたいんですか?
アレクシス・ネス
世一と、どういう関係を築きたいんですか?
アレクシス・ネス
…それを教えて貰わないと…、俺も手助けの仕様が……
ギュッ
ミヒャエル・カイザー
…そばに居てくれ…
ミヒャエル・カイザー
それだけでいい……
アレクシス・ネス
"それだけでいい"
アレクシス・ネス
…本当に?
アレクシス・ネス
…貴方が求めているのは俺じゃない
アレクシス・ネス
違いますか?
ミヒャエル・カイザー
…_!
アレクシス・ネス
貴方が俺自身を求めているのなら話は別です
アレクシス・ネス
…でも、今のカイザーは
アレクシス・ネス
世一から自分が求める愛情を注がれないから、俺に愛情を注いで貰っている
アレクシス・ネス
…本当はカイザーだって分かっているんでしょう?
アレクシス・ネス
"世一からの愛情じゃなきゃ満たされない"って
ミヒャエル・カイザー
…そんな事__っ"
アレクシス・ネス
"ない"訳ないんですよ
アレクシス・ネス
…貴方の表情が一番それを物語っている
アレクシス・ネス
…わかりますよ
アレクシス・ネス
ずっと見てきたんだから…__
アレクシス・ネス
悔しいけど俺は、世一にならカイザーを譲ってもいいと思ってます
アレクシス・ネス
…世一じゃなきゃ、貴方を幸せにする事は出来ないんだから
アレクシス・ネス
でも貴方の気持ちがちゃんと分かって良かった
アレクシス・ネス
…これでやるべき事が計画出来ましたね(ニコッ
アレクシス・ネス
カイザー、一緒に謝りに行きましょう
アレクシス・ネス
そして、世一に本当の事を話す
アレクシス・ネス
それでどうですか?
アレクシス・ネス
…まぁ拒否権は無いんですけど(ニコッ
ガシッ
ミヒャエル・カイザー
…っ!?
アレクシス・ネス
さぁ、行きますよ!