僕
こんにちは。
僕
僕は今、片思いをしている。
僕
その人は高校一年の先輩だった。
僕
それは同じ部活の先輩で
僕
優しく、頼もしくかっこいい人だ
僕
僕の片思いが始まったあの日
先輩
1.2.3.4
僕
5.6.7.8
部活の始まり
どこの部活もそうだろうが体操をしている。
その時はまだ好意をそこまで持っていなかった
体操が終わりアップをしに行く。
先輩
1本目行きます
先輩
よーいはい
前の先輩たちはどんどん出て行く
そして自分の番になった
僕
よーいはい
僕も友達と出た
その時はまだ部活に入って二カ月たちそうというぐらいなのでそこまで部活のことを知らなかった
そこで先輩が来てくれやり方を教えてくれ、次の日には出来るようになった
僕
昨日はありがとうございます!
僕は言う
先輩は
先輩
どういたしまして!
先輩はそう言った
その時だろうか 初めてこの人に好意を持ったのは
次の日
清掃を済ませて僕は部活に行く
そして当たり前だがそこには先輩たちがいる
僕は
僕
こんにちは
と、先輩みんなに挨拶をしていった
僕はそこまで喋らない方ではない
むしろよく喋る方だと思う
顧問の先生に呼ばれ僕たちは先生の方へ行きメニューを聞いてアップをしに行く
先輩
アップしまーす
といつものように先輩がみんなに掛け声をかける。
みんなが行くのに僕もついてく
そしてメニューが始まった
先生や先輩に走り方などを教えてもらって練習をしていく
いつもの流れのように進んでいく
僕
ありがとうございます
僕
毎回教えてもらって
先輩
いえいえ
先輩
(名前)くんも頑張ってね
僕
はい!
僕はその言葉が凄く嬉しかった
数日後
部活の途中に先輩が話しかけてきてくれた
先輩
(名前)くんは何か習い事とかやってるの?
僕
はい。空手をやってます
先輩
そうなの?!
僕
はい!
先輩
私も何年か前にやってたんだよね
僕
そうなんですか?!
先輩
○○○駅の下にあるところ
僕
○○○駅の下のところですか?!
僕
僕もそこに行ってるんです!!
先輩
○○先生とかまだいるの?
僕
いますよ!
先輩
あの先生怖くない?
先輩
スクワットとかけっこうするし
僕
はい
先輩と少し距離が縮まったようでけっこう嬉しかった






