この作品はいかがでしたか?
360
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ただ俺は
見知らぬ天井を見ていた
by. ディスティネーション
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ちょうど日の出
覚えのない家族の名乗る人達
俺宛ての果物
空っぽのもう1つのベッド
ああ
知らない
近づかないでくれ
「誰なんだ」
「お前らは」
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「……次はどんな薬にしたんですか?」
「…前よりは強化したものですよ、ただし時間が掛かります」
「それはどれくらいで?」
「…そうですね軽く6日〜8日と言ったところでしょうか」
「…少なくとも多数の国に敵意を向けられているのに良いのですか?いつ襲撃に合うか分からないこの状況で…?」
「いくら貴方が所属してる国が強国であろうとも皆を護れる保証は無いのですよね?」
「相手は多数、今回の誘拐で3つの国は敵に回しているんです。それに強国じゃないですか」
「…同盟であれ私の身分が貴方に腰を下げ敬礼するほど低くても命に関しては我慢なりません。」
「…私達国民を護れる保証は有るのでしょうか?私達はただ職業を見つけ働き、国民という人の為に何かをやり遂げ命を捧げろという事ですか?」
「我々研究員は死ぬ為にSCPと向き合っているんじゃないんですよ……?」
「本来私が担当している研究とは違うんですよ…私はSCPの管理なんです…なんで、SCPよりも恐ろしく死ぬ可能性が高まる人間と向き合わなければ行けないのですか…?」
「…すみませんが、私が解決できる問題ではありません。この国と同盟であろうが所詮他国です。他国が一つの国に首を突っ込むのならば戦争となり私は貴方の首を下ろすことでしょう。」
「…そうですか……」
「知ってるんですよ…」
「…ただ質問があります」
「貴方は我々研究員の努力を踏み握り裏切りますか?」
「……さぁ」
「私が聞いた限りでの条件は協力だけです。戦争の出席、欠席に関しての権利は私達が持っています。我々の国に被害が及ぶのであれば、私は貴方達を裏切ってしまうでしょう」
「いうて私も貴方と同じ幹部なのですから」
「…そうですか」
「私はこれで自室に戻ります」
「では」
「はい、また」
「……」
「……ホントに面倒臭い国と同盟組んだね、」
「…長く続くこの争いに私達はどう割り込むつもりなの?」
「…それがさぁ…まさか、なかむまでとは思わなかったんだもん…」
「まぁどうせ数は変わらんけど」
「俺らはどちらにでもなれるからね」
「もう決まったことだけど」
「どーする?あの子助けたい?」
「…あの子を助けたって家族やその他が死んでしまえば意味無いでしょ?」
「憎まれるだけ」
「…まぁそうだよね、」
「…そうだ場所は聞き出せた?」
「いきなりその話題をぶち込めば疑われるから聞いてない」
「早くしてよ…」
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泣きながら俺の手を掴んできた
触らないで
誰だよ…
正直ここも分からんしさ…
泣いてないで誰か 説明しろよ…
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俺の態度に不自然を感じた 大人達は誰かを呼び出した
お医者さんが俺の現状をみた
今の俺は記憶が 消えているらしい
名前はディダ
記憶が無いにしても
大人達が泣く姿に なにも感じられなかった
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自分でも理解できない
ただ
自分の名前を知りたい
俺が大事なら名前言うのに 少し悩んだのはなんで?
「俺の名前はなに?」
「…また忘れたの?ディダって言ってるでしょ」
「…もっかい病院に行く?心配になってきた」
「…心配してないでしょ」
「…なんてこと言うの……」
「……」
なんか
複雑だなぁ……
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コメント
17件
:*(〃∇〃人)*:神作あざっす
ウッ...バタッ_:(´ཀ`」 ∠):(神作を前に倒れた音) ちょっと研究所にかちこみに行ってきます( ˊᵕˋ )(暗黒微笑)
神しか言えない病にかかったわ