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RBBマフィア風パロ ふみりか両片思いの想定 お互い相手の好意には気が付いてないが、ふみやは猛アタック中。 ハウスの他5人はお互いの感情に気が付いているが内心早くくっつけと思いながら見守っている。
世にも珍しい赤い目を持つ記憶喪失の理解。 "レッドアイ"と称されてオークションにかけられていたところを、ふみや達がオークション会場に襲撃して理解を連れ出し、そのままハウスの一員として裏社会で生活していた。
しかし、ある時、理解は突然記憶を思い出す。 理解は元々、ふみやと敵対していた組織のボスの養子、跡継ぎ候補だった。 しかし、里親の元に実子が産まれる。当時組織が資金難だったため、用済みとしてオークションで売却されてしまう。 親に裏切られたような感情とオークションに出されるまでの間に受けてきた待遇の影響で防衛本能が働き、記憶を封じ込めていた。
元いた組織に戻るつもりは毛頭ないが、元敵対組織の人間と一緒にいればふみや達に迷惑がかかると考えた理解。 一度自決を試みるも、命を絶つ度胸はなく、真実を告げてふみやに軽蔑されることも恐れ、置き手紙をして夜中こっそりとハウスを抜け出した。
理解
夜中、ハウスをこっそりと出た理解は、ひたすらに宛もなく走っていた。
理解
堪えきれない涙を無視して、1人ハウスを後にする。
理解
理解
理解
理解
翌朝、ハウスにて
依央利
テラ
依央利
テラ
ガッシャーン、ガラガラ
天彦
慧
1階から物音と、ふみやを止める天彦と慧の声が聞こえた。 その後バタバタと依央利達の元に向かってくる足音が聞こえる。
大瀬
テラ
依央利
カリスマハウス、リビング
依央利
テラ
依央利とテラがリビングへ行くとそこには魂が抜けたように項垂れるふみやと彼が零したであろうコーヒーを拭く天彦と慧がいた。
大瀬
ふみやさんへ 記憶が全て戻りました、私はあなたやハウスのみなさんとこれ以上一緒にいることは出来ません。 あのオークション会場から、形はどうであれ連れ出してくれたこと、今までハウスに居させてくれたこと、全て感謝しています。 ありがとうございました。 さようなら 草薙理解より
依央利
テラ
慧
ふみや
テラ
天彦
ふみや
慧
依央利
テラ
慧
大瀬
テラ
大瀬
ふみや
大瀬
天彦
ふみや
依央利
慧
依央利
テラ
慧
ふみや
慧
依央利
テラ
ふみや
依央利
慧
ふみや
ふみや
テラ
絶対に捕まえろ! 逃がすな!!
理解
理解
理解はコンテナの物陰に息を潜める。 宛もなく、とにかくハウスから遠ざかるために走っていた理解は運悪く別組織の取り引き現場に鉢合わせてしまう。 幸いふみやから貰ったサングラスをかけていたおかげで、"レッドアイ"だということはまだばれてはいない、しかしそれも時間の問題である。
理解
理解
理解は命を奪う事がとても苦手だった。 悪いやつは死ねとはよく言うが、自分で手を掛けるとなると話は変わってくる。 そんな理解でも扱える武器、それがスタンステッキだ。 ふみやがせめて自分の身はある程度守れるようにと依央利に頼んでスタンガンをステッキの形に改造して貰ったものだ。
スタンガンは元々、護身用として使われるため殺傷能力はない。せいぜい当たった箇所への火傷と気絶程度で済む。 そんな代物をステッキ型に改造したのでもちろん、理解のスタンステッキに殺傷能力はない。
理解
殺傷能力がない武器はこの世界において、殺すという選択肢がないという最大のデメリットが生じる。 加えてスタンガンは一瞬で高圧力の電流を出すため、消耗が非常に激しい。 もちろんその欠点はスタンステッキも同様で壊れたり、バッテリーがダメになる度、依央利がいつも笑顔で作って渡してくれていた。本来今日新しいステッキを貰う予定だったが貰うことなくハウスを出てしまった。
いたぞ!
理解
相手の声と同時に銃声が響き、弾丸が理解目掛けて飛んでくる。 咄嗟に避けようとしたため急所は外れたが、右足に弾丸を受けてしまいその場に座り込んでしまう。
理解
数人に身体を取り押さえられ、銃口を額に押し当てられる。唯一の対抗手段だったスタンステッキも目の前で2本ともへし折られ、使い物にならなくなってしまった。
お前は… もしかして"レッドアイ"!
理解
流石にすぐ近くまで来られたらサングラスと顔の隙間から元の目の色が見えてしまう。 連れて行けという1人の指示で理解は縄で拘束され、担ぎ上げられてしまう。
理解