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過去へ飛ばされた理由は、まだ分からない。
一ノ瀬 南
一ノ瀬 南
急に目眩がした。
そこから、私の記憶は消えた。
一ノ瀬 南
一ノ瀬 南
起きると、私は白くてふかふかしたベッドで寝ていた。
すると、声を掛けられた。
塩谷 神
一ノ瀬 南
塩谷 神
一ノ瀬 南
一ノ瀬 南
塩谷 神
塩谷 神
一ノ瀬 南
塩谷 神
一ノ瀬 南
塩谷 神
一ノ瀬 南
かんちゃんが保健室から出た時、私はある違和感に気付いた。
一ノ瀬 南
一ノ瀬 南
私は、頭の中で昔の記憶を探った。
一ノ瀬 南
一ノ瀬 南
そう、かんちゃんは明日から行方不明になる。
一ノ瀬 南
かんちゃんが行方不明になった次の日、クラス中で「死んだんじゃないの？」「引っ越したんじゃない？」と、かんちゃんの話が話題になっていた。
私は、その日を境に学校へ行かなくなった。
かんちゃんが居なくなって、寂しかったから。
一ノ瀬 南
一ノ瀬 南
私は決心した。
一ノ瀬 南
ベッドから起き上がり、保健室から出た私は──
かんちゃんが居る屋上へ向かった。
一ノ瀬 南
塩谷 神
塩谷 神
塩谷 神
一ノ瀬 南
一ノ瀬 南
塩谷 神
一ノ瀬 南
一ノ瀬 南
返事はすぐに返ってきた。
塩谷 神
一ノ瀬 南
一ノ瀬 南
一ノ瀬 南
塩谷 神
引っ越す訳でもなく、何処かへ行く訳でも無い...
じゃあ...
一ノ瀬 南
塩谷 神
一ノ瀬 南
塩谷 神
一ノ瀬 南
塩谷 神
塩谷 神
一ノ瀬 南
やっぱり殺されるとしか思えない。
じゃあ、死体は何処へ？
いつ殺されるの？
私の頭の中は、クエスチョンマークでいっぱいになった。
かんちゃんが居なくなるのは明日から。
あの日から、かんちゃんの姿は一度も見ていない。
勿論、私以外の生徒や先生も...
...殺されるのは今日？
だとしたら...
一ノ瀬 南
