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咲良

どうもお久しぶりです。

咲良

今回は自由行動を
お届けします。

咲良

れっつらごー

あれから、 僕達はそれぞれ探索や思い思いに過ごすことになった。

佐倉大地

......ん?
あそこにいるのは......

綺杜慧樹

..................

そこには無言で エントランスを調べる 綺杜くんの姿があった。

佐倉大地

綺杜くん、
何してるの?

綺杜慧樹

.........ん?
...あぁ、大地か。
見ての通り捜査してるんだ。

佐倉大地

でも、この鉄格子があるからあかないんじゃ...?

綺杜慧樹

......まぁ、そうだが、
見落としがあるかもしれないからな。
何度もおなじ所を調べるのも
捜査の基本だ。
小さな発見もあるかもしれないからな。

さすが、 超高校級の警察官だ。 丁寧に、確実にエントランスを調べている。 ...僕はそんな綺杜くんと 一緒に捜査をしてすごした。

綺杜慧樹

.........ありがとう大地。

佐倉大地

というか、いつの間にか名前なんだね、僕

綺杜慧樹

......佐倉は2人いるからな。
区別をつけるためだ。

佐倉大地

あ、そっか、
奏美も佐倉だしね...

綺杜慧樹

......あぁ。

その後、他愛もない話をして 僕達は別れた。

まだ時間はある... どうしようか...... そう考えていると...... 何やら、1階の音楽室から 綺麗な音が聞こえてきた。 僕はそっと覗いてみた。

???(ピアノとヴァイオリンの音)

〜♪〜♪

そこには ピアノを弾く姫川くんと ヴァイオリンを弾く花野さんの 姿があった。

花野華澄

......!?

すると急にヴァイオリンの音が消えてしまった。

姫川ひなた

......?
華澄...?

花野華澄

............そこ...に
誰かいる............

佐倉大地

......あ。
ごめん...
綺麗な音が聞こえてきたから...

花野華澄

.........っ

花野さんは姫川の後ろに隠れてしまった。

姫川ひなた

......大丈夫っスよ。
怖くないっス。
クラスメイトじゃないっスか...

花野華澄

.........うん.........
.........あの.........
驚いたりしてごめんなさい...

そう言うと彼女は 姫川くんの背中からひょっこりと顔を出した。

姫川ひなた

気を悪くしないであげてくださいっス.........
華澄は過去に......

花野華澄

......やめて、く...ひなた......

姫川ひなた

......あ...ごめんっス...

佐倉大地

え、えっと...
さっき何弾いてたの......?;;;

姫川ひなた

あ。
カノンって言うクラッシック音楽っス。

花野華澄

.........。

佐倉大地

あ、あれ?
企業とかの電話で待たされてる時とかに流れるやつ?

花野華澄

.........はい、おそらくは...

その後、僕達3人は 音楽についでに話した。 ...少しだけ、仲良くなれた...かな? ......now loading......

咲良

はい、自由行動をお届けしました。

咲良

次回から
第一章後半が始まります。

咲良

では、この辺で終わっておきますね。

咲良

では、次回お会いしましょう。

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