咲良
咲良
お届けします。
咲良
あれから、 僕達はそれぞれ探索や思い思いに過ごすことになった。
佐倉大地
あそこにいるのは......
綺杜慧樹
そこには無言で エントランスを調べる 綺杜くんの姿があった。
佐倉大地
何してるの?
綺杜慧樹
...あぁ、大地か。
見ての通り捜査してるんだ。
佐倉大地
綺杜慧樹
見落としがあるかもしれないからな。
何度もおなじ所を調べるのも
捜査の基本だ。
小さな発見もあるかもしれないからな。
さすが、 超高校級の警察官だ。 丁寧に、確実にエントランスを調べている。 ...僕はそんな綺杜くんと 一緒に捜査をしてすごした。
綺杜慧樹
佐倉大地
綺杜慧樹
区別をつけるためだ。
佐倉大地
奏美も佐倉だしね...
綺杜慧樹
その後、他愛もない話をして 僕達は別れた。
まだ時間はある... どうしようか...... そう考えていると...... 何やら、1階の音楽室から 綺麗な音が聞こえてきた。 僕はそっと覗いてみた。
???(ピアノとヴァイオリンの音)
そこには ピアノを弾く姫川くんと ヴァイオリンを弾く花野さんの 姿があった。
花野華澄
すると急にヴァイオリンの音が消えてしまった。
姫川ひなた
華澄...?
花野華澄
誰かいる............
佐倉大地
ごめん...
綺麗な音が聞こえてきたから...
花野華澄
花野さんは姫川の後ろに隠れてしまった。
姫川ひなた
怖くないっス。
クラスメイトじゃないっスか...
花野華澄
.........あの.........
驚いたりしてごめんなさい...
そう言うと彼女は 姫川くんの背中からひょっこりと顔を出した。
姫川ひなた
華澄は過去に......
花野華澄
姫川ひなた
佐倉大地
さっき何弾いてたの......?;;;
姫川ひなた
カノンって言うクラッシック音楽っス。
花野華澄
佐倉大地
企業とかの電話で待たされてる時とかに流れるやつ?
花野華澄
その後、僕達3人は 音楽についでに話した。 ...少しだけ、仲良くなれた...かな? ......now loading......
咲良
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第一章後半が始まります。
咲良
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