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愛しい子供を商売道具として扱うんじゃねえ!と親への怒りがまず来ました こんな親でも、麻弥ちゃんが話す前は優しかったり愛してくれていたのかなと思うと…… 地の文を白と黒で分けてるのとてもすこです
喉風邪を引きました インフルではないです
読了しました。第6話、とても心に響きました。「私はカミサマなんかじゃないのに」という一言に、麻弥の孤独と苦しみが凝縮されていて胸が痛みました。そんな彼女を海道化が「退屈しない」と手を引くシーンは、まるで物語の救済のように感じられました。神様を「見える」のではなく「演じさせられる」子と、それを茶化しながらも本質を見抜く子の対比が巧みで、この関係がどう育つのか気になります。
原初の世界の記録(短編集vol.4) 「私の神様」
私には、神様が見えます。
その神様はただ、私の前に居るだけです。私は、それが何故か酷く怖かったんですよ。……どうしてでしょうかね。幼い私にとって、私以外に見えないものは恐怖の対象になっていたんでしょうか。
そして、とある日にその事をお母さんとお父さんに話しました。お母さん達に話したら、今より少しは怖くなくなると思ったんです。
……でも、それは逆効果でした。
お母さんとお父さんは、「それは神に祝福を受けたのよ!」「とても喜ばしい事だな!」と、私が怖がっている事にちっとも気づいてくれませんでした。
しかも、あろうことか…そんな私を、お母さん達は神の使いだとか、神様だと持て囃して、しかもそれを商売にしてお金儲けの手段にしたんです。「本物の神様のお告げが聞ける」、と…
いつしか、私の周りにはたくさん人が集まっていました。
私は沢山の人のお話…質問?を聞いて、神様にその答えを教えてもらうんです。
みなさんは私が話したそれを、神のお告げだと言っていました。
私、お母さん達に商売道具として扱われるようになってから、まともに学校に行けてなかったんです。勿論、友達と遊ぶことなんてできやしません。
私は、それが凄く辛かった。
お母さんは私の声を聞いてくれない。聞いてくれるのは、「神様のお告げ」だけです。
私は神様の伝書鳩じゃないのに。私はお母さんの大切な子供だったはずなのに。
私は、カミサマなんかじゃないのに
変な大人達を見かけました。
眼鏡を掛けた女の子を、大人達はみんな「神様」と言って取り囲んでいます。
…何かの宗教?
でも、女の子は酷く苦しそうな、悲しそうな顔をしていたんだ。
それが少し気になったのかな?僕は、その大人達に声をかけたんです。
海道化
すると、大人達は怪訝な顔を僕に向けたんです。
僕は気づきました。あぁ、この大人達は馬鹿なんだな、と。そして、こんな馬鹿な人達を見て見ぬふりをする人達も、馬鹿な人達だと思いました。
僕は、それが癪に触ったんです。少し前に僕の周りに居た人達を見ているようで。…それと、あの大人達に囲まれていたあの子が、可哀想だったんだ。
丁度、やることなすこと全てが簡単で退屈してた事だしさ。
海道化
海道化
しばらく呆然としたあと、ようやく、その言葉が私に向けられていた事に気がつきました。
青木麻弥
海道化
海道化
海道化
…あぁ、私は……ずっと、この言葉を求めていたんだ。
私を、この宗教じみた舞台から連れ出してくれる。そんな言葉を。
彼に手を引かれて、私を囲んでいた大人達から走って逃げてきた。
着いた先は…近くの森の奥の方、そこに建てられてた不恰好な建物だった。
海道化
海道化
その部屋には、私の知らないものが沢山あった。
小さな人形のような…ロボット?に、段ボールで出来てるのかな。よく分からない機械。
部屋は小さいせいで少し狭苦しいし、それに加えて沢山のものが置いてあるせいで、ほとんど足の踏み場もないくらいだった。
だけど、私はここがまるでテーマパークのように思えた。
青木麻弥
海道化
青木麻弥
海道化
海道化
青木麻弥
その後、日が暮れるまで沢山の機械をいじって遊んだ。 今までのどんな日よりも、ずっとずっと楽しい一日だな、と思った。
青木麻弥
海道化
海道化
青木麻弥
海道化
海道化
凄く久しぶりに、明日が来るのが楽しみに思えた。
貴方は、私の神様だよ。
この少し後、海道くんがくれた…連絡機器?っていうのかな。それを使っておばあちゃん達に連絡を取って、お母さん達から離れられたのはまた別の話。
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