Rian
割とこの話短めに終わるかも……
それからいつも蘇枋はついてきた
いつも間にかあいつは使える手話も増えたらしい 今朝会った時は“おはよう 桜君” って言っていた
いつも周りに人々が俺に接する態度とは違った あいつは俺が喋れなくても構わないようだ
その接し方が今までされたことがなくて………
なぜだか胸が暖かいと、思っている
蘇枋
“おはよう”
桜
『毎朝懲りねぇな』(スマホ)
蘇枋
『えー?そんなこと言わないでよー!』
蘇枋
だって俺は君のことが………
桜
?
桜
(口頭で何か言ってるけどわかんねぇな)
蘇枋
『あ!っていうかもう学校行かないと遅刻するかも……』
桜
『走るぞ!』
蘇枋
『行こう!』
お昼時______
蘇枋
『さくら君一緒にご飯食べよ?』
桜
コクン
桜
『っていうかお前、弁当とかなんかねぇのかよ』
蘇枋
『あぁ、俺今ダイエット中だから』
桜
『そうなのか………』
桜
(お前と一緒に飯食いたかったなぁ)
蘇枋
『どうしたの?ボーッとしてるけど………』
桜
‼︎///
桜
『何でもねぇよ!』
蘇枋
『あのさ、もし俺でよかったら』
蘇枋
『また今度美味しいご飯食べに行かない?』
桜
ッ!
蘇枋
『あんまり美味しいご飯食べること友達となかったんじゃないかなって………』
蘇枋
『だからさ、これから俺たちとそういう思い出作っていこうよ!』
桜
(何だよこれ………)
桜
(胸があったかくなってウズウズする………)
桜
////
桜
『行ってやるよ』
蘇枋
パアア☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
蘇枋
ありがとう‼︎(手話)
桜
‼︎
桜
(覚えてるんだ…………)
桜
(ここ最近で手話を使う頻度が増えてる………)
桜
(どんどん蘇枋が使える手話のバリエーションが増えてるのがわかる)
桜
(それって______)
桜
(俺からも______)
桜
ありがとう(手話)
蘇枋
‼︎
あいつは優しい笑顔で微笑んだ
Rian
なんかねぇ、描いてたらまだまだ終われない気がしてきた
Rian
あるあるだよね
Rian
え!俺だけ!?そんなことない……よね………?
Rian
next heart100







