帰蝶
帰蝶
帰蝶
帰蝶
帰蝶
帰蝶
帰蝶
伏黒恵
そう、迷惑。迷惑な存在なのだ。
邪魔。だから、俺がいなくても。
いや、いないほうがいい。
そのほうが都合だって。手間だって。コストだって。
金だって、もうどうにかなる。
伏黒恵
そうこぼし、「先生」に声をかける
五条先生
五条先生
五条先生
伏黒恵
嘘だ。そんなはずない。
体だって起こせないくせに。
声がやっとだ。
五条先生
やっぱりそうだろ。気づかれない。
いや、気づいてるのか?気づく気もないのか?
もう、いやだ。
伏黒恵
五条先生
伏黒恵
五条先生
んな馬鹿な。寒いくらいだぞ。いくらなんでも、
伏黒恵
五条先生
伏黒恵
五条先生
伏黒恵
五条先生
五条先生
伏黒恵
五条先生
伏黒恵
伏黒恵
五条先生
伏黒恵
五条先生
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
五条先生
伏黒恵
五条先生
伏黒恵
伏黒恵
とまらない。いつもためていた分が堰を切ったように。
いや、とめることができない。
体はしんどいはずなのに。
口だけは回って。でも、反動がからだに来ている気がする。
ぐるぐると思考が回ってる。
それに加えて、寒くなってきた。
五条先生
伏黒恵
五条先生
本当になんでなんだろう。口が自分の意図関係なく回ってる。
五条さん
至近距離。五条”さん”とほぼハグの形だ。
やっぱり、人肌ってあったかい。
伏黒恵
五条さん
伏黒恵
五条さん
伏黒恵
咄嗟に、できないとわかっていても、巨体を押しのけた。
でもやはり動かない。
五条”さん”はもろに吐瀉物をかかる状態になっていた。
五条さん
伏黒恵
突如襲い掛かった吐き気の波に翻弄される。
なんで、大丈夫だとおもったのに。
さっきまで何ともなかったのに。
なんでよりによって五条”さん”の前で。
五条さん
そういって背中をさすられる。
伏黒恵
それをされると余計しんどくなる。吐きそうになる。
やめて。わからなくなるから。
ここにいていいのか、だめなのか、わからなくなるから。
気休めのつもりだと思うけど、ダブルで来るから__。
五条さん
それで、ますます混乱するのに。
帰蝶
帰蝶
帰蝶
帰蝶
帰蝶
帰蝶
帰蝶
帰蝶
帰蝶
帰蝶
伏黒恵
帰蝶
帰蝶
帰蝶
帰蝶
帰蝶