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叶、葛葉、不破湊、三枝明那、ローレン この5人でシェアハウスをしている。

だが、葛葉×叶は他3人には内緒で、 付き合っている。

とある日の朝

みんな起きた〜?

ご飯食べるよ〜

三枝明那

は〜い

不破湊

めっちゃ良い匂い

ローレン

葛葉いなくね?

…ったく、また葛葉かぁ

みんな先食べてて

不破湊

おっけ〜

ガチャ…

葛葉?入るよ?

ご飯できたよ?いい加減起きて

葛葉

ん〜…後5分だけ…

だーめ、ほら、立って

葛葉

んー…

叶は葛葉を無理矢理立たせる。

もー、寝癖ひどいよ?

葛葉

わぁかってるよ…

2人はリビングに向かう。

不破湊

あ〜、やっとずは起きた

ローレン

おはよ

葛葉

うぃー

三枝明那

かなかなすごいな、僕が起こしても葛葉全く起きてくれないのに

そう?w

不破湊

あ、後でさ新作のホラゲーしない?

ローレン

え、めっちゃいいじゃん!
やろ!

三枝明那

え〜?朝から?夜しようよ〜

(楽しそうだな…w)

あ、葛葉

葛葉

ん?

ご飯ついてるよ、ここ

葛葉

ここ?

んー、違う、逆

葛葉

ここ?

…ったくw

叶が葛葉の口元についているお米をとり、 そのまま自分の口元へ持っていく。

他3人はそのことに気づき、一瞬で空気が止まる。

三枝明那

な、なんか今…空気変わんなかった?

え、そう?

葛葉

別に何もなくね

2人は満更でもないようだ。

不破湊

おいおい、そう言うのは夜やれよ〜

不破湊が冗談混じりに言う。

さ、準備しよ

僕、仕事だから

葛葉もでしょ

葛葉

あ、おう

不破湊

いてら〜

葛葉

おい、お前なぁ

葛葉

あーいうのはするなって言ってんだろ

葛葉

バレたらどーすんだよ

ごめんって

でも、葛葉こそ、僕が顔に触れた時、顔真っ赤にしてたじゃん

葛葉

そ、それは…///

図星じゃんw

葛葉

と、とにかく!

葛葉

あーいうことやんの控えろよ

はーいw

深夜2時 シェアハウス内、全員自室のはずの時間

この日は、叶が葛葉の部屋で 夜を共にした。

僕、もうそろそろ行くわ。

明日早いし

葛葉

おう、またな

早く寝なよ?

葛葉

言われなくても寝る

本当かな〜?

葛葉

さっさと行けよw

はいはいw

叶は葛葉の部屋からでると、 廊下の床が軋む小さな音が聞こえる。

ローレン

叶さん?

…!?

ローレン

…何してんの?

うわ、ローレン、起きてたの?

ローレン

水取りに行こうと思って。

ローレン

今、葛葉の部屋から出てきたよな

うん、まぁ

ローレン

何してた

寝かしつけ

ローレン

…は?

あいつ、最近寝付き悪いんだよ。だから横で話してただけ

ローレン

だけ"って…

ローレン

じゃあ、なんでそんなに髪の毛くしゃくしゃなんだよ

葛葉がいじってきたんだよ

はぁ…本当、葛葉しつこかったな〜

じゃ、そういうことで、僕もう寝るわ

ローレン

え、ちょっと、待…

おやすみ!

叶はそう言うと足早にその場を去った。

ローレン

(なんかあるな、これ…)

次の日の夕方頃、 叶と葛葉は仕事の為、他3人でリビングで談笑していた。

ローレン

なあ、お前ら、葛葉と叶さんってなんか、最近変じゃね?

不破湊

え、そう?別に普通じゃない?

三枝明那

えー、でもあのふたり昔からあんな感じじゃない?

ローレン

違う、距離感。前より近すぎる

不破湊

どのくらい?

ローレン

昨日の夜中、俺、叶さんが葛葉の部屋から出てくるの見た

不破湊

え、ええ!?

不破湊

いやいやいや、寝ぼけてたんじゃないの?

三枝明那

そうだよ、流石にそれは…

ローレン

俺、寝ぼけてたら水とか取りに行かないし、

ローレン

普通に叶さんと話した

ローレン

叶さん、髪とか服、ぐちゃぐちゃだったんだよ

不破湊

ぐちゃぐちゃて、お前…それもう確定演出やん

三枝明那

え、じゃあ2人は付き合ってるってこと?

ローレン

もしかしてどころか、9割そうだろ…

不破湊

バレたらヤバいやつじゃん、え、これどうする?言う?泳がす?

三枝明那

ちょっと待って、それ俺らが騒ぐと逆に気まずくない?

ローレン

俺は別に隠してるならそれでいい。

ローレン

でも、これ以上、見せつけられたら、黙っていられない

不破湊

確かにな、リビングでイチャつき始めたら俺、耐えられん

三枝明那

それは流石に勘弁してくれ!

不破湊

てかさ、仮にあの2人が付き合ってたとして、いつからなんだろうな

三枝明那

絶対だいぶ前からでしょ

三枝明那

俺らが気づいてなかっただけ

その時、玄関のドアが開く音がする。

ローレン

静かにしろ、来た!

葛葉

お、みんなリビングにいたのか

ただいま、
なんかこの部屋寒くない?

不破湊

そう?

うん、クーラー強すぎかも

三枝明那

あ、毛布ならそこにあるけど…

すると、叶はそんな言葉も聞かず、 当たり前のように自分が着ていたパーカーを脱ぎ、葛葉の肩にかける

ほら、これ着て

葛葉

えっ、いや、いいって

葛葉

叶が寒いだろ

大丈夫、葛葉の方が身体冷えやすいでしょ

…ほら、袖通して

葛葉

ありがと

ソファで固まる3人。

三枝明那

ねぇ…今の…絶対…(小声)

不破湊

いやいやいや、絶対…彼氏やん、絶対…(小声)

ローレン

俺はもう認める、あれは付き合ってる(小声)

さらに、叶は葛葉の前髪に手を伸ばして 軽く整え始める。

あ〜また寝癖、ここ。

葛葉

いいだろ、今日取材だけだったんだし…気にんすなよ

気になるよ、僕の好きな顔見えなくなっちゃうじゃん

(沈黙)

三枝明那

え、今言ったよね…?好きって!(小声)

不破湊

アウトォォォ!(小声)

ん?どうしたの、3人共そんな顔して、

ローレン

お前らもうちょい隠す努力しろって……マジで、(小声)

リビングを出て、葛葉の部屋に向かう2人

葛葉

…お前さ、今日のはさすがにやりすぎだろ

ん?どれ?

葛葉

"好きな顔"とか…

葛葉

あんな堂々と言うやついる?まじで全員固まってたじゃん

あれねw

可愛かったよね、3人ともw

ローレンとか目まん丸にしてたしwww

葛葉

いや、笑いごとじゃないって

葛葉

俺らが付き合ってるのバレたら、色々面倒だぞ

でも、別に悪いことしてないし

葛葉

そりゃそうだけど、それとこれとは別だろ?

でも僕、葛葉が人前で照れるの、ちょっと好きかも

葛葉

うるせぇ…

だってさ、隠れてる方がドキドキしない?

バレそうなの興奮しない?

葛葉

しねぇよ…
お前はどこぞの恋愛脳か

あ〜照れてる?かわいい〜

葛葉

お前なぁ…

葛葉が叶の手を振り払おうとするが、 叶が背中からぎゅっと抱きつく。

僕が、ずっと、我慢してるの気づいてる?

葛葉

…何をだよ

今すぐにでもキスしたくても我慢してること

葛葉

…ばか、ここ廊下だぞ

知ってる、でも葛葉のこと好きだから

 

 

葛葉

…部屋、戻るぞ

葛葉

鍵、閉めろよな

うん、キスしていい?

葛葉

…部屋入ってから

 

 

 

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🔫 × 🎲 ~シェアハウス~ 恋人秘密。

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