桃
話全然うまくいかない…
あれからずっと考えてる
青のこと。
本当は、青はあんなことやってないんじゃないかって
青のこと信じてやればよかったのかもって。
赤
桃ちゃん?
桃
…ん?
赤
いや、ぼーっとしてたから
桃
ごめんごめん‥(笑)
桃
…、なあ、赤はさ
赤
なにー?
桃
青ッ…
言いかけてやめた。
桃
なんでもない。
赤
?、そっか
本当は、青は本当にやったのかな。
って、聞こうとしてた。
‥今青は、どんな気持ちなのかな。
あれから何日経っただろうか。
皆がいない一人の生活は
何も面白くなくて、ただ生きているだけ。
そんな感じ。
青
終わりにするかぁ‥…ポロッ
終わりにしよう。そう決めた。
僕は思い出のこの海で
終わりにすることにした。
青
何でこうなっちゃったかなぁ‥
でももう、思い残したことはない。
全て、話したいことは手紙で伝えたから。
青
んわ、冷た‥(笑)
海の冷たさが思い出を蘇らせる。
青
きれ~!!
青
ね!みんな早くー!
桃
はしゃぎ過ぎw
赤
青ちゃーん!!((走っていく
黄
あ!赤まで…w
紫
ふたりとも幼いなぁ(笑)
橙
紫ーくんもあっち行かへん…?
紫
ふふ(笑)行きたいんだ…(笑)
橙
ええやんか!せっかく来てんから!!
なんて、幸せだったんだけどな
青
……((ジャブジャブ
ズボンが濡れることなんて気にせず、海に入っていく。
青
もう一度みんなと、海行きたかったな…
桃
青!!
青
へ、?((振り向く
するとそこには、僕の大好きな5人が居た。
青
なんで…、ここが…?
紫
桃くんにメッセージ送ったでしょ…?
数時間前
青
、見てくれないだろうな…(笑)
青
今までありがとう、みんなにも伝えといて。
青
いつか、また
桃視点
桃
ん、?
桃
青…?
黄
どうしたんですか?
桃
いや、青からなんか来てて…、
紫
そんなの放っときなよ
橙
俺等を裏切ったんやで?
桃
…おう、
俺は不安だった。
メッセージを見なければ、後悔する気がして。
桃
どういう…ことだ…?
赤
どうしたのー?
桃
青が、今までありがとうって…
赤
何それ(笑)
黄
向こうが裏切ったんじゃ無いですか。
桃
いや、でもなんか、青が居なくなりそうな気がして
橙
なんやそれ
紫
もう、青ちゃんは関係ないでしょ?
桃
俺、本当にやったのか疑ってて…、
桃
本当に、ただの嘘なんじゃないかって。
紫
…
桃
青、いまから自殺するんじゃないかって、不安で…
段々と声が震えていく。
橙
…青はどこに居るんや?
桃
分からない、
赤
海…じゃない、?
黄
なんでですか?
赤
いや、なんとなくなんだけど、思い出の場所だしって思って…
橙
行ってみる価値はあるんちゃう?
桃
早くしないと青が!
黄
行きましょう、
青
そういうことかぁ…(笑)
青
でもさ、みんな僕のこと嫌いでしょ、
青
ごめん、もう放っといて。
桃
青、一回海からでろよ、!
青
なんで、?
桃
死んでほしくねぇから!
青
…なんで、桃くんに決められなきゃ行けないの、!
青
僕のこと捨てたのはそっちじゃん!
桃
ッ…
青
独りぼっちにされた僕の何が分かるの…、?
青
もうみんな嫌いだよ。
青
ばいばい、((ジャブジャブ
赤
青ちゃん、!
橙
ッ…!((ジャブジャブ!
紫
橙くん!
橙
青…!((青の手を掴む
青
離してよッ…!
橙
お願いや!!居なくならんといてくれ!!
橙
俺らが悪かった、信じてやれへんくてごめん!
青
!
青
ッ…、((ウルッ
嫌いなはずなのに、まだ生きたいって思ってしまう。
なんでかなあ…
大嫌いになんて、なれないや。
橙
なあ、戻ろう、?
青
…、うん