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今回初めて書かせて貰います。 読みにくく、つまらないものだと思いますがぜひ最後まで読んで貰えるととても嬉しいです。
青柳 亜透 asuka aoyanagi 高校2年生 ────── 現実に目を瞑って生きてきた。
亜透
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涼風 玲 Rei suzukaze 高校2年生 ────── 幸せを求めて生きてきた。
玲
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この世界は
幸せと
不幸に
満ち溢れている
人生のスタートラインが違うのだから仕方の無いことだ
外を歩けば
幸せそうな声が飛び回っている
付き合えたの!?おめでとー!!
一緒に行こうよー!!
どこにでも居そうなひとりでノンアル飲んでる人も幸せなんだろう
でも私は
カノジョたちとは違う
カノジョたちとはスタートラインが違うから
なんて言い訳をして
現実に目を瞑る
若干音漏れするヘッドホンをして
声が聞こえないように
そうやって生きてきた
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きっと私は
大した目的もないくせに
テキトーにあるいて
テキトーに生きて
テキトーに死んでいくのだろう
別に
死ぬことに抵抗はない
死んでしまえば
二度と私を馬鹿にした奴らと合わなくて済むし
親にも大して愛されてないし
デメリットなんてないじゃない
容姿学力性格声髪体型
全員違うのだから
無理に愛されなくなっていい
だから声が聞こえないように歩くの
亜透
この世界は
幸せに満ち溢れている
ひとりでノンアルを飲みながらブラブラするのもそれなりの幸せ
不幸な人なんていないはず
さっきすれ違った人だって
ひとりで若干音漏れするヘッドホンをしながら歩いてたけど
それも彼女なりの幸せなんだろう
みんなそれぞれ自分なりの幸せがある
だから別に私が干渉する必要なんてないし
される必要もない
きっとそう
玲