主
主
主
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主
主
アニキ受け りうら攻め前提 いふ攻め いふくんサイドで進みます。 地雷さんばいばい。 nmmnのルールを守れる方のみ。 ちょっとエロシーンあり。ガッツリじゃないから多分大丈夫。 口調などは気にしないでください。 ノリの産物。語彙力は皆無です。 通報はしないでください。
ずっと好きだった。 それこそ初めて会った時から。 あの輝きを自分のものにできたらと何度思ったのかわからない。 誰かのためなら自分のことなんて後回しで、 困っている人がいれば自分のことのように一緒になって考えて、 笑顔にさせるために計り知れないほどの努力をするところが。 何事にも真剣になることにできて、 俺にはない才能を持っている、そんなところに惹かれた。 こんな感情、気持ち悪いと思われるかもしれない。 それでもこの気持ちを抑えることなんてできなかった。 いつからか俺は『あにきっず』としてこの好きという気持ちを表に出していった。 でも彼は想像以上に鈍感で、逆にこれは気づかれていて、それでからかわれているんじゃないかと本気で考えた夜もあった。 鈍感で、人たらしな彼。 かっこよくて頼りになるアニキキャラなくせに可愛いところもあって、みんながかわいいかわいいというたびにどす黒い感情が湧いてきて、だめだと思いながら嫉妬という名の醜い心の靄は晴れなかった。 大事な話があるとぴよにきが全員を招集した。 ないこの家だった。
りうら
りうら
まるでこの空間だけ時が止まったかのようだった。 りうらの言葉を脳内で処理できるまでにどれだけの時間を要しただろうか。 遠くでみんながおめでとうと祝福しているのが聞こえる。 あにきを見ると、少し顔を赤らめながらも幸せそうに笑っている。 その顔を見た瞬間、俺のすべてが音を立てて崩れた。
If
If
ぎこちなく、それでも普段通りを演じて俺も祝福する。 すると、あにきが本当に、この世で一番幸せだと言わんばかりの笑顔を見せた。 ああ、俺はどこまでいっても『あにきを慕うかわいいメンバー』ということなのだろうか。 俺とりうらに向ける笑顔が違うことがとても悔しい。 何度もした妄想通りなら、りうらが今座っている場所は、俺が座っているはずだった。 これ以上ここにいたら俺は俺でいられなくなる。 そう思って立ち上がり、急用があるからと噓を言ってこの場から立ち去る。 幸せに満ちた、この地獄の空間から。
悠佑
ぐい、と俺の腕をひいたのは、あの場にいたはずのあにき。 走ってきたのか、髪と息が乱れている。 少し落ち着くのを待ってから、どうしたのか尋ねる。
悠佑
いきなり本当のところをついてくるあにき。 なんでもお見通し、ってことか。 それが嬉しくもあり、また悲しくもあった。
悠佑
心配そうに見てくるあにき。 もう、耐えられなかった。
If
悠佑
あにきを思いきり自分の方へ引き寄せて唇を重ねる。 抵抗しようとするあにきの舌を絡めとり、くちゅくちゅと卑猥な音を立てる。 どん、と結構強めに胸を押され、ようやく唇を離す。
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
あにきの制止の言葉を聞かずに俺は暗闇の中に飛び込んだ。 ずっとずっと、好きでした。 どうか今度は、結ばれますように。
主
主
主
主
主
主
主
主
コメント
3件
あの、続きって書いてもらえたりしますかね...? (無理に決まってんだろバーカ) できたらお願いしたいです.
( ゚д゚)ポカーン え、凄すぎないですか?切なくて泣けてきた……きっと来世ではいふくんも幸せになれるよ…(´;ω;`)
フォロー失礼いたします! 全て作品読ましていただきましたがとても面白かったです!