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きみ
君はそう言っていた
きみ
ぼく
ぼく
きみ
僕と君は、 「誰からも必要とされてない」
そんな嫌な共通点で 僕と君は、 すぐ意気投合した…
ぼく
きみ
きみ
ぼく
ぼく
きみ
ぼく
きみ
ナイフを持って
サイフも持って
携帯ゲームも鞄に詰めて
ぼく
きみ
あの写真も
あの日記も
ぼく
人殺しと
だめ人間の君と僕の
旅さ…
そして僕らは逃げ出した
きみ
ぼく
君と二人で…
君 が殺したのは いつもいじめてくるあいつ
もう嫌になって肩を突き飛ばして
打ちどころが悪かったらしい
ぼく
ぼく
きみ
ぼく
ぼく
きみ
きみ
きみ
きみ
そして月日がたった
金を盗んで
二人で逃げて
二人ならなんでもできる
…のに…
なんで…
ぼく
きみ
ぼく
ぼく
きみ
ウーウーウー
きみ
ぼく
きみ
きみ
君は突然泣き出した…
ぼく
きみ
ぼく
きみ
ぼく
グサッ
ボトッ
ピタッ
ぼく
ぼく
君は首を切った…
警察
ぼく
警察
警察
ぼく
警察
そして月日がすぎっていった
ぼく
家族もクラスの奴らも…
いじめてくるあいつも いるのに
ぼく
ぼく
9月の終わりにくしゃみして
6月の匂いを繰り返す
ぼく
君は何も悪くないよ…
いつもいじめてくるあいつ
ぼく
ぼく
ぼく
ぼく
生きている
…よね…
ぼく
ぼく