余命宣告を受けた_
確か、其派1ヶ月前だっただろう。
残りの寿命は5ヶ月。
何をしようか。
k
もちろん外になどは行けない。
いや、行かせてもらえない。
怒られてしまうから。
k
時々そう思ってしまう事がある。
多分、病気で苦しみながら朽ちてくのが怖いから。
k
k
勿論、友達なんて語れる者はいない。
ずっと、1人だったから。
k
k
運が良いのか、悪いのか。
そんな事などは、分からない。
看護師
看護師
k
病院食は健康を考えてるんだろうけど。
味が薄くて、個人的にはあまりおいしくはない。
おまけに、好きなものなどは食べれはしない。
k
多分1番マシなのは朝食。
k
どうしても食べたくない。
胃の中に食べ物を入れても、吐いて、入れて、吐いての繰り返しだから。
k
最善の方法はそれしかない。
k
一言呟いてから、床に落とした。
看護師
k
嘘。嘘なんです。
自分で落としました。
看護師
看護師
k
看護師
正直言っちゃえば、検査なんてしたくない。
検査場なんて行きたくない。
道具が沢山置かれてて、少し怖くて。
そして、やってる最中は身体に時々激痛が走る。
k
勿論、嫌です。なんて言えるわけがない。
だから、従うしかない。
自分って弱いんだな。
仕方ないよね。
余命宣告されてるもん。
いや、余命宣告のせいにして
弱い自分を隠してるだけか。
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