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コメント
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mn
こんにちはmnです
何とか無事退院しました
声も出るようになったし
mn
深夜2:00
mn
dz
隣で寝てるのはdzさん
退院したといえどまだ精神が安定してなく
メンバーが交代で泊まってくれている
このメンバーが居なくなってしまったら
mn
考えちゃダメだ
そう思うのに頭は勝手に考えてしまう
この幸せがまた壊れてしまったら
mn
少しくらいならいいよね？
安心したいがためにカッターを手にする
ｽｰｽｰ
リスカ癖もずっと抜けない
mn
mn
dz
dz
mn
dz
mn
dz
mn
みんな俺は悪くないって言ってくれる
けど
本当に悪くないのかな？
活動再開もできないで
dzさん達に迷惑ばっかかけて
dz
dz
mn
ｶﾗﾝ
dz
dz
mn
dz
偽物は精神疾患があるとされ減刑されかけた
けどdzさんの交渉術で無期懲役のままになった
mn
mn
dz
mnの声で目が覚める
dz
mn
mnがいけないことを見られてしまった
そんな反応をする
mnの腕には数本の赤い線があり
顔には涙の後があった
肩の動きを見ると少し呼吸が荒くなっているのも分かる
dz
mn
尋ねるとmnは素直に頷く
mn
mnは退院したけれどまだパニック発作などを起こしてしまう
最近は減ってきたと思ったんだけどな
dz
mnが安心できるようになるべく落ち着いた声で言う
mn
dz
何度も同じ言葉を繰り返す
mnにどれくらい届いているかは分からないけれど
ここに居ていいということを伝えたい
dz
mn
ｶﾗﾝ
mnにカッターを手放してもらう
そのカッターを手に取りmnが見えないよう僕のポケットに入れる
dz
dz
mn
dz
dz
mn
事件前のmnとは違う
けれど偽物の時のように前の方が好きだったとかはない
そりゃあ、笑ってくれてる方がいいよ
本当に
でもね、mnは昔も今も変わらず
“素”のmnを僕らにみせてくれる
そしていつか“素”でちゃんと笑ってくれることを願ってる
数年後
mn
俺はパソコンの前に座っていた
bn
qn
or
dz
隣ではメンバーが見守ってくれている
今日から俺は活動を再開する
パニック発作がなくなった訳じゃない
リスカ癖が消えた訳じゃない
まだ傷は癒えていない
だけど
変わりたい
またもう一度、俺を待ってくれている人に会いたい
配信ボタンを押す指が震える
けどもう俺は前に進む
mn
.•*¨*•.*♬*･:*
久々に耳にするオープニング
同時に緊張が高まる
mn
息が荒くなる
dz
dzさんに肩を叩かれどうしたのかと思っていると
dz
そう言われて恐る恐るコメントに目を向ける
mn
『待ってました！』
『mnおかえり！』
『活動再開まじで嬉しい！』
『無理せず活動頑張ってください』
想像していた何倍も温かいコメントが目に入る
ああ、俺はこんなに愛されてたんだ
みんな待っててくれてたんだ
dz
ここにいていいんだよ
ってdzさんが笑う
俺なら大丈夫、自然とそう思えた
オープニングが終わる
少し震えた指でマイクをONにする
mn
『おかえりなさい！』
『おかえり』
『ずっと待ってました！』
やっぱり優しい視聴者に恵まれたな
mn
mn
mn
『謝らないで』
『活動再開してくれてありがとう』
またここからもう一度
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