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「青春旅行」
注意(attention) atkr二次創作 学パロ、年齢操作、 ダーク要素あり 魔法系(ファンタジー)要素大
第3章第3話 「こんなの狂ってる」
JAM.S
陽藍.
302
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やはり病み上がりの体には大人数が乗ったバスは堪えたか。
僕は少しばかりうきうきしている。気分上々ってやつ?
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どうやらおんりーちゃんは、バスに酔って吐きそうなんだって。
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ああ、そういえばこの人能力や魔力に敏感な人だった。
僕達の学園では、全校生徒がバスで学園の分校に行って、そこでオリエンテーリングやカレー作り、レクをする。
中1から高3までの全学年が来るから、とっても面白いの。
更に、このイベントの時に起きる周りの人達の駆け引きや馬鹿話を遠くから見るのが楽しみ。
2日目の夜の天体観測で流れ星にお願い事をすると、絶対に叶うなんていう噂もあるし‼︎
もう僕としては大喜び。
楽しみだな。おんりーちゃんの背中をさすりながら、僕はこの後起きるであろう面白い事案に想いを馳せていた。
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眠そうに目を擦るぼんさん。
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相変わらずコントみたいになってしまう僕達の会話は、周りに丸聞こえで、少し笑われていた。
教師
とても強面で恐ろしい体育教師のその一言で、分校の体育館に集められた全校生徒は静まり返った。
教師
いつも優しい、今回の宿泊行事の担当らしい魔法基礎の女の先生がにこっと笑って言った。
後は実行委員に丸投げで、学園長の挨拶や諸注意、今日の日程の確認などが淡々と進められていく。
此処で寝てしまうと地獄の3日間反省文祭りが待っているので、誰も寝ずに真剣に話を聞いていた。
今日は初日なので、様々な学年が混ざった班でカレーを作ったり、キャンプファイヤーをしたりと、大体遊びだけ。
明日はオリエンテーリングが待っている。
オリエンテーリングは、学園がこの宿泊行事で特に力を入れているのだ。
普通は地図とコンパスを持たされるが、この学校は無装備で外に放り出される。
テレポート、飛行以外の全ての魔法を駆使して、この気が狂うほど広い山の中をぐるっと一周し、この校舎に着くまでの時間を競う。
因みに到着時刻が早いと体育科と魔法基礎・応用の3教科の成績が2上がるという素晴らしいおまけつきなので、皆が躍起になって山を走り回る。
教師
教師や実行委員の案内を聞き、僕達は立ち上がって動き始めた。
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淡々と人参や玉葱を切っているおんりーちゃんに感心する。
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隣の班からまたまた顔を出してきた。
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そう言うと、「ありがと〜」と軽い返事でまた戻っていった。
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何処から調達したかわからない、見るからに辛そうな色をした唐辛子をチラつかせるメッスさん。
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相変わらず塩対応で面白いな。
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まるで幼い子供のようにわーわーと騒ぐ様子を、おんりーちゃんが呆れたような目で見ている。
まあ、やっぱり意味わからない面子で、行事でしかやらないようなことをやるのも新鮮で良いね。
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幾ら山奥でも、強力な魔法で生み出された火のせいで、辺りは非常に暑い。
身に纏っていたシャツの襟元をばたつかせて、暑さを少し和らげようとする。
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何か含みのありそうな声で、そう訊いてきた。
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面白い事を聞きつけた、と言わんばかりに笑う。
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君がゆっくりと放った一言に、俺は言葉を失った。
2日目はオリエンテーリング。
学園の私有地であるこの山の中を、道具なしで、自分の魔法を駆使して一周する、というものだ。
実行委員
実行委員
高々と響き、山びことして返ってくる、澄んだ声を合図にして俺達生徒が一斉に走り出した。
正直自分は成績なんてどうでもよくて、適当に軽く走っていた。
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背後からヒョイっと現れたおおはら。
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そういうと、おおはらは笑った。
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談笑しながら走っていると、木の根元辺りに、小さな箱が置いてあった。
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興味を示したおおはらと、2人でまじまじと見つめる。
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menがまろ君に手渡すと、何とも苦しそうな表情を浮かべている様。
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彼は僕達を一瞥して、カメラを取り出して空へと放り投げる。
ガチャ、と見た目の割に重たい音が鳴り、更に踏み潰され、おそらくカメラは壊れた。
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真剣な表情でそう告げるまろ君に、俺は人生で最も恐ろしい事件が起きそうであるという事実に鳥肌が立った。
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おんりーが少し嬉しそうで、思わず僕も嬉しくなる。
僕はそのまま草原に寝そべって、満天の星空を眺める。
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その言葉に、僕は思わずおんりーを見た。
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僕はひとまず頷いていた。
正直、よくわからなかった。
君は色々と話していたけれど、全てが何だか考えすぎな気がしてしまう。
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頭上に、一筋の光が見えた。
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僕は祈った。
みんなが、幸せに生きていけますように。
誰も傷つかなくて済みますように。
こんなの、おかしい。
こんなの、狂ってる。
全部幻であって欲しい。
胸が、ドクドクとおかしいくらい速く脈打って、痛い。
教師
生徒も教師も、みんな逃げている。
僕達は逃げられない。
だって、能力者だから。
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🐈
🐼
全然笑っている暇なんてないんだけどね。
奴等が開発した能力封鎖ゾーンから出られなくなった僕達は、なす術もなかった。
敵は居ない様に見えて、何処かに潜んでいる。
索敵してみて、そう感じた。
恐らく奴らは、僕達を衰弱させて殺す事を狙っている。
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どうやら僕達は完全に包囲されてしまった様だ。
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この場に居ない3人は無事だろうか。
最悪の想定なんて、考えたくない。
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声のする方は、おらふくんがおんりーちゃんを捕まえようとしている、何とも大変な状態だった。
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赤面しているおんりーちゃんを捕まえたおらふくん、そしてケラケラ笑っているルザクくん。
緊張感がなくなり、空気が弛緩していく。
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ルザク君はそう問い詰めた。
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僕は、多分笑って…そう言えた気がする。
でも、笑っている場合なんかじゃない。
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おんりーを捕まえたおらふくんは、明るい声で場を和ませようとする。
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おらふくんは、「まあね、僕天才だから。」などと豪語している。その自信は最早羨ましい。
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そうして周りの皆も首肯した。
そして、僕達はここから脱出する為、話し合いはじめた。
学園の能力者がこの状況を打開する為の策を考えている時、空中では熾烈な戦いが発生していた。
研究所の連中対、元学園のエリート3人。
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その意見に、全員で同意した。
そう、この建物内に居る彼等は、今能力の行使が不可能だ。
彼等は確かに強い。でも、能力頼りな部分もある。だから、能力封印は痛手すぎた。
今、彼等の全ての能力を熟知している可能性が高い研究所の連中に、一瞬でも攻撃の隙を与えようものなら…
恐らくあの中にいる皆は殲滅される。
だから、この能力封印ゾーンの外側に駆けつけた、「学園の生徒ではない能力者3人組」の即席戦闘チームで凌いでいる。
🎧
🤡
全員、念話で会話をしながら戦闘をしている。
まあ、今のところは互角といったところ。
人数的には劣るが、こちらは全員魔法だけ見れば「元は学園の中でもエリート級だった」ので、互角になっている。
というか、勝率は9割といった感じ。
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🤡
どうにも、奴らを観察していて気がついたのは、フルスロットルで動けるのはほんの少しの時だけの様だ。
やはり、奴等は器はあるが、努力量が圧倒的に足りない。
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僕達は学園生だった頃に貰った、世界屈指の丈夫さと、出力の正確性を誇る杖を取り出した。
全員が、呪文詠唱を開始する。
各々が展開した魔法陣に、膨大なエネルギーが集積される。
3人は、即席戦闘チームとは思えない程の息の合わせ方で、魔法陣を重ねた。
「広範囲殲滅技"七色終焉鎮魂歌"」と、その場の高揚感で名付けられた技は、能力封印ゾーンの結界をも破壊し、核爆弾レベルの威力で、周囲にいた全ての矮小な敵を殲滅した。
👑
「能力封印ゾーン」の結界は、広範囲殲滅技を吸収し、皆がいるエリアの衝撃を緩和させ、あまりに膨大な破壊エネルギーに耐えられずに崩壊した。
ここまで計算ずくかと言われればそんな事は全くなく、彼等の実力を解放し、興奮のあまりに放ってしまった事で起きた思わぬ幸運なのは、3人の秘密となる。
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僕達は、空中から降り立ち、皆の元へと転移した。
次回 第3章第4話「許さないよ」
お久しぶりです。浅間です。 最近転スラに夢中だったのと、学業の方が忙しくて中々テラーノベルにログインできていませんでした。
これからは少しずつではありますが活動を再開しますので、よろしくお願いします。