隣の席が樹になってからの事。
花川
樹くんってさ、ピアスつけてるの?
樹
おん、いつもだべ
花川
ピアスつけてる人ってなんかかっこいいね!
北斗
はあ、
慎太郎
そう落ち込むなって!
大我
でも、気持ちはわからなくもないよ
北斗
なんなんだよ。どういうつもりなんだよ。
徐々にイライラがふつふつで湧き上がってきた。
花川
凄いね〜!笑
なんてとぼけた事言ってる睦姫に対して初めて怒った。
北斗
お前さ、マジでどういうつもりなの?
北斗
何がしたいの?何が嫌なの?
北斗
自分は嫌々言ってるけど、ほんとに嫌なの俺なんだけど?
花川
…ほっくん?
北斗
俺はさ、お前が心配しないようにって沢山愛情表現してんのに
北斗
その本人が、彼氏の目の前で他の男といちゃついて。
北斗
もう俺わかんねえわ。
北斗
お前の行動も、気持ちも全部。
怒りのままに吐き出してしまった。
睦姫の顔を見れば、目が潤っていた。
今にも泣きそうなその顔にすぐにでも謝ろうと思った。
けど、さっき あんなに吐いてしまった以上、今更謝ることなんぞ出来ない。
だから、この場から逃げるしかない。
北斗
俺もう行くから。
平然を装いながら。
代金だけを置いてすぐに居なくなった、
樹
あちゃー、
花川
どうしよ、ほっくん怒らせちゃった…
花川
そんなつもりじゃなかったのに…
樹
嫉妬深いからね、北斗は
花川
謝っても遅いよね…
樹
んー、遅くはないけどね
樹
多分、何かしてあげないと無理かもね。
花川
だ、よね……
そして今日は取り敢えず解散!と樹くんが言ってくれたので、私はほっくんを追いかけた。
ほっくんを探すべく、
今まで通った道、ほっくんが行きそうな所を手当り次第探した。
花川
ほっくん…
花川
ごめんなさい、私の所為で……
花川
ごめんなさい…(泣)
pururu…☏︎
慎太郎
…もしもーし?
花川
…慎ちゃん
慎太郎
北斗 見つかった?
花川
ううん。まだなの。
花川
ねえ、慎ちゃん
花川
どうしよ、私の所為でほっくんが…
花川
ほっくんがっ…(泣)
慎太郎
大丈夫だよ。
慎太郎
俺も、樹もきょもも探してるからさっ
花川
ごめんね、
慎太郎
「ごめんね」より「ありがとう」の方が男は嬉しいな〜(笑)
花川
ふふっ笑、
花川
慎ちゃん、ありがとう!
慎太郎
おう!
慎太郎
あ、睦姫今どこにいる?
花川
えーっと、
花川
△△のコンビニだよ
慎太郎
了解、ちょっと待っててね
花川
うん、わざわざありがとうねっ
慎太郎
おう!
花川
あ、慎ちゃん待って。
慎太郎
ん?
花川
電話、…繋いでて欲しい
慎太郎
ふふっ(笑)、いいよ。
慎太郎
1人じゃ心細いしね!笑
花川
ありがとう…
ほっくん、早く会って、謝りたいです…






