あてんしょん!!!
※この小説は、せみたりが以前他の小説サイトで投降したものの再掲です。 ※せみたりが考えた意味怖なので、普通に検索しても出てこないとは思いますが、結果を知っている方はネタバレしないようにしてください。
※ネタバレになってしまうので、事前警告ができません。
何でもOKな方のみ先にお進みください
…それでは。赤組で「肉がない」です。 どうぞ
<ルール> この部屋の中にある、すべての肉を食べ切るまで出られません (自分の肉体を除く) 部屋の道具は何でも使って構いません 期限はありません 食べられずに、ここで朽ち果てるもよし 食べ切って元の世界に戻るもよし 二人で協力して、頑張ってください
ないこ
俺は、ぐるりと部屋を見渡した。 ドアが開かず窓がないこと以外は、何の変哲もない、白いだけの簡素な部屋
唯一特徴があるとすれば、奥の方に少し大き目のキッチンがあることくらいか
ないこ
そう。肉がないのだ
この部屋で目が覚めて、かれこれ十数分。ずっと探しているのだが、一向に見つからない。
ガシガシと頭をかくと、一緒にこの部屋に囚われ、今はキッチンを探しているはずのりうらに声をかけた
ないこ
りうら
そう答えながら、りうらはキッチンから出てきた。 少し期待していただけに、つい落胆の声がもれてしまう
そんな俺を見て、りうらは「でも!」と慌てたように声を上げた
りうら
ないこ
思いもよらない言葉に、「どんな方法なんだ!?」「俺は何したらいい!??」とりうらに詰め寄り、矢継ぎ早に質問する
それに対し、りうらは得意げに、何やら鈍く光るものを取り出した
りうら
ないこ
りうら
え、これで無理やりこじ開けるとか?そう尋ねると、違う違うと苦笑された
りうら
りうら
ないこ
早くこの薄気味悪い部屋から出たいし、それに何より、弟のようにかわいいりうらに頼まれて引き受けない理由はない
そう答えると、りうらは嬉しそうに笑った
りうら
りうら
りうら
りうら
りうら
りうら
りうら
コメント
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え、あ、もう好きです(?) フォロー失礼します…!