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あてんしょん!!!

※この小説は、せみたりが以前他の小説サイトで投降したものの再掲です。 ※せみたりが考えた意味怖なので、普通に検索しても出てこないとは思いますが、結果を知っている方はネタバレしないようにしてください。

※ネタバレになってしまうので、事前警告ができません。

何でもOKな方のみ先にお進みください

…それでは。赤組で「肉がない」です。 どうぞ

<ルール>   この部屋の中にある、すべての肉を食べ切るまで出られません (自分の肉体を除く) 部屋の道具は何でも使って構いません 期限はありません 食べられずに、ここで朽ち果てるもよし 食べ切って元の世界に戻るもよし 二人で協力して、頑張ってください

ないこ

...って、言ってもなぁ、、

俺は、ぐるりと部屋を見渡した。 ドアが開かず窓がないこと以外は、何の変哲もない、白いだけの簡素な部屋

唯一特徴があるとすれば、奥の方に少し大き目のキッチンがあることくらいか

ないこ

...肝心の肉が、ないんじゃなー...

そう。肉がないのだ

この部屋で目が覚めて、かれこれ十数分。ずっと探しているのだが、一向に見つからない。

ガシガシと頭をかくと、一緒にこの部屋に囚われ、今はキッチンを探しているはずのりうらに声をかけた

ないこ

りうらー、どう?肉あったー?

りうら

ん〜...なさそう、かな〜

そう答えながら、りうらはキッチンから出てきた。 少し期待していただけに、つい落胆の声がもれてしまう

そんな俺を見て、りうらは「でも!」と慌てたように声を上げた

りうら

俺、この部屋を出る方法、分かったかも!

ないこ

え、まじ!?

思いもよらない言葉に、「どんな方法なんだ!?」「俺は何したらいい!??」とりうらに詰め寄り、矢継ぎ早に質問する

それに対し、りうらは得意げに、何やら鈍く光るものを取り出した

りうら

じゃじゃーん。これを使います!

ないこ

...ナイフ?あー、キッチンにあったのか。

りうら

そう!

え、これで無理やりこじ開けるとか?そう尋ねると、違う違うと苦笑された

りうら

これを使って、あることをするんだけど...
俺ひとりじゃ無理なんだ

りうら

ないくん...手伝ってくれる??

ないこ

もちろん!

早くこの薄気味悪い部屋から出たいし、それに何より、弟のようにかわいいりうらに頼まれて引き受けない理由はない

そう答えると、りうらは嬉しそうに笑った

りうら

...ふぅ。お腹いっぱい。

りうら

それにしても...出られて良かったぁ

りうら

いやー、俺、料理なんてしたことなかったからさぁ、不安だったんだけど、、

りうら

なんとかなるもんだね。手伝ってくれて、ありがと!

りうら

...

りうら

それじゃ、そろそろ帰ろうっと。

りうら

ないくん、バイバイ。ごちそうさま!

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コメント

1

ユーザー

え、あ、もう好きです(?) フォロー失礼します…!

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