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高校2年春、私の視線の先にはクラス名簿。期待感に胸を膨らませながら自分の名前を探す。
千ヶ崎 蒼
クラスは2-A、取り敢えず誰が居るかを確かめるためにプリントに目を走らせる 。
が、
千ヶ崎 蒼
千ヶ崎 蒼
まさに四面楚歌である。
千ヶ崎 蒼
失意に呑まれながら教室に向かう。
座席表を確認して席に座り込む。
千ヶ崎 蒼
項垂れていると、頭上から声が降ってきた。
水瀬 凛
突然の事に驚き固まりかけるが、なんとか持ち直す。
千ヶ崎 蒼
水瀬 凛
千ヶ崎 蒼
しかし私は気づいてしまった。
千ヶ崎 蒼
自身のコミュ力の無さをひしひしと感じながら、どう続けようかと思案していると。
水瀬 凛
助け船というかなんというか
千ヶ崎 蒼
水瀬 凛
千ヶ崎 蒼
水瀬 凛
チャイムが鳴り、担任が入ってくる。
ぼっち回避の喜びに頬を緩ませながら話を聞いた。
このときは知らなかった。私がこの子に恋をしてしまうことを。