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あれから12年が経つ

あの時もしドラケンがドナーになっていてくれなかったら俺は死んでいたのかもしれない

いや別に俺は死んでも良かった

特に将来夢とかはないのでこのまま死んで楽になりたいだなんて前は思っていた

けどある日ドラケンに出会ってから俺の考えは変わったんだ

変わったというよりかはドラケンが俺の考えを変えてくれたんだ

孤独だった俺にアイツは喋り掛けてくれたんだ

それが嬉しくてその日からドラケンと頻繁に話すようになった

人と話すのがこんなに楽しいだなんてあの日初めて知った

それから「死んで楽になりたい」という考えから「色んな人とたくさん話したい」という考えに変わった

考えが変わったのは全てドラケンのお陰だったと思う

そう思いながら俺はいつも通りの場所へ行くことにした

三ツ谷

ドラケン.......

三ツ谷

今日も来たぞ

いつも通りの場所とはお墓のことだ

退院してから毎日ここへ来ている

三ツ谷

俺さ.......

三ツ谷

ドラケンのお陰で今楽しく暮らしてるよ

三ツ谷

まぁ独身だけど.......

三ツ谷

俺付き合うとか結婚とかはやる気ないよ

三ツ谷

だっていつになってもドラケンのことが忘れられないから.....

三ツ谷

ドラケンがいなくなってからまた一人になったよ.....

三ツ谷

今思うとドラケンは俺が孤独になるのを防いでくれてたんだね

三ツ谷

だから俺はドラケンに出会ってから孤独にならなかったんだね

三ツ谷

だから寂しくなんてなかった

三ツ谷

ドラケンがいない今俺はまた孤独になったから昔の自分が戻ってきたみたいだ.......

三ツ谷

これからも俺ドラケンの分まで頑張って生きるからさ.......

三ツ谷

空から俺のことを見守っといてくれよ

三ツ谷

また来るな

"相棒"

… 𝗍𝗁𝖾 𝖾𝗇𝖽

さき

ちなみにこれ最終回です

さき

見てくれてありがとうございました

さき

次の作品も見てね

さき

バイバイ(^_^)/~~

この作品はいかがでしたか?

215

コメント

13

ユーザー

最終回お疲れ様でした!! ドラケンと一緒に幸せになって欲しかった…な……

ユーザー

ドラケンがいればもっと幸せだっただろうに…

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