奈子
壱馬ぁぁぁ

壱馬
いきなり家押し掛けてきたと思ったら何!?

奈子
樹の、樹のばかぁぁぁあ

奈子
ばか樹ぃぃぃ

壱馬
ちょ、鼻水付けんなっ

奈子
樹のばかっばかばか!!

壱馬
ほぉ、そんなことがね…

奈子
年上なのに大人気ないね…笑

壱馬
年とか関係ないやん普通はそうやで?

奈子
そうかなぁ…

壱馬
ちゃんと話てみ?樹と

壱馬
お、来たか

奈子
え、誰?

樹
はぁっ、奈子さん…

奈子
え、樹?

壱馬
俺は部屋出るから2人で話し?

奈子
ちょっと!!

樹
奈子さんの馬鹿っ!!

奈子
ビクッ

樹
こんなに夜遅いのに何で出て行くの!?何かあったらどうすんの!?

樹
変な男に絡まれたりしたら…心配で堪らないんです!

奈子
バカはどっち…?家に誘ってもマースばっかり!私のことはどうでもいいの?樹と付き合って結構立つけどキスは?まだしてくれないよね?

樹
それは…っ

奈子
なんか言ってみなよ!!

樹
奈子さん、聞いて

樹
マースのことはごめんなさい。少し意地悪してたつもりだったんですけど…傷つけるなんて思ってもなくて

樹
あとその、キスは奈子さん、昔から辛い思いしてるから傷つけたくなくてタイミング分かんないって言うか大切にしたいから…なかなか出来なくて。別にしたくない訳じゃないですよ!むしろ我慢してるし…///////

奈子
え、///////

奈子
ごめんね、色々我慢させちゃって

奈子
私ね樹は嫌じゃない。だって樹はあんなことしないってわかってるから。私もしたい、よ…?

樹
っ、

樹
じゃあ仲直りでいい…?

奈子
うん仲直り!

樹
ね、奈子さん

奈子
んっ?

樹
キス、しよ

奈子
はい!?

いきなり樹に強く抱き締められて、離す事を許されない
奈子
ちょっと…樹っ

樹
離しません奈子さんだってしたいでしょ?

奈子
でもいきなり過ぎるし心の準備が…

樹
そんなこと言ってたら一生出来ませんよ

奈子
壱馬だって見てるかもしれないし

樹
見せつけたら良いじゃん

奈子
わ、わかった…

抱き締められたまま後頭部を手で支えられ、樹の綺麗な顔が近付いてくる
樹
奈子、好きだよ…

普段見せない大人の顔といきなり呼び捨てで呼ばれ、
心臓が暴れてる
奈子
いつ、き、

樹
奈子さん好きすぎる…

奈子
私だって大好きだもん…

樹
それ反則です…

壱馬
なぁ、そろそろ入っていい?

奈子
あっ、壱馬…

壱馬
俺ん家だってこと覚えとる?

壱馬
とりあえず2人とも帰れ笑

樹
奈子さん出たよ

奈子
あ、お帰り…っっ~///////

樹
ん?どうしたんです?

奈子
ふ、服着てっ!服!

樹
暑いし良いじゃないですか

奈子
ダメなの!私が!

樹
ライブでも見てるでしょ

奈子
それとこれとは違うの!

奈子
てかからだ冷えるよ!

樹
冷えませんよ

奈子
冷えるy…クシュ!!

樹
ほらぁ、奈子さんの方が冷えてるじゃん

奈子
ん~樹寒い…

樹
ほら、

樹
冷えてるじゃん…笑

樹
まって、奈子さん俺服着ていい?

奈子
嫌

樹
ちょっとだけだから

奈子
じゃあ10秒ね

樹
えっ、

樹
はぁ…疲れた

奈子
ねー、樹早くぅ…

樹
ま、こんなに甘える奈子さんなかなかないからいいか笑

樹
奈子さん、おいで

奈子
行くっ

樹
おわっ、笑勢いすご笑

奈子
だって樹とそばにいたいんだもん

樹
ふふっ可愛い笑

奈子
私ね?樹のことが好きで好きでたまらないのっ

樹
俺も奈子さんのこと愛してますよ…ってえ…

奈子
(。-ω-)zzz

樹
寝てるし…

それと同時に彼女を守らないとって使命感も芽生えてきて
樹
奈子さん大好きだよ

そう言って奈子さんに口付けした
ことは俺だけの秘密🙊