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モノクロームの夜に

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モノクロームの夜に

4 - モノクロームの夜に  4話 始まり。

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2020年02月16日

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海流

じゃあ始めようか。

俺は海流と共にまずは知識から植え付ける。

海流

ここはなんだと思う?

海流は優しく零くんに問う。

零くん

ちっ。んなもん知らっ-。

零くんが反攻したとたん俺はみぞおちに拳を入れる。

海斗

お口が悪いなぁ…。しっかりしてよ。このままじゃ内臓きづつけちゃうかも…。

俺は耳元で囁き、零くんの目を見てニヤリと笑う。

零くん

ゲホッ-。ハァッ。

そう。彼は気づいた。反抗したら 死ぬ と。

零くん

すみっすみません。

海流

ん。いい子。

その後指導は続き、無事(?) 零くんは闇影の一員となった。

多川さんの部屋

多川さん

指導ご苦労様。

多川さんはそういって俺達を膝にのせる。 重くないのかな?

海流

ねぇ久しぶりになんか仕事ほしい。

海流は多川さんに依頼を求めた。確かに最近はあまり依頼が入ってこない。

多川さん

あるよ、今回は少し特殊だけど。

多川さんはニヤニヤとこちらを見ている。 なんだろう?

多川さん

君たちには、学校に入学してもらう。

ええっ!学校!?

海流

学校にいくの?

海流は多川さんに問う。

多川さん

うん。そうだよ。東京南青葉学園という場所に転入し、裏で金を取っている学園長と副学園長を殺害してほしい。

海斗

なるほどね…

俺と海流はコクりとうなずきこういった。 「その依頼我らにおまかせ。」

多川さん

知識は入ったときに教えたから、学力には問題ないと思う。

海流

分かった。明日までには準備しておくね。

海流はニコッと笑った。

海斗

多川さんのことだから、俺達がこの依頼を受けることを予想してもう手続きを済ましてるんじゃない?

俺も海流と同じくニコッと笑う。

多川さん

さすが「私の子」明日六時に下集合で。車を待たせておくね。

相変わらず準備が早い。さすが多川さん。

海斗

じゃあ急いで準備するか。

海流

そうだね

俺達はパタパタと自室に戻った。

俺達の入る学園は寮生活。部屋は自由に決められるそうだ。 俺達は必要なものをキャリーバッグにつめる。

海流

海斗、俺達が入るクラスはSクラス。学校でスペシャルな成績をとり、学園長に近付く。

海流はこちらをちらりと見た。

海斗

なるほど。そのためには、クラスメイトと仲良くなり、信頼される存在になれと。

クラスメイトと仲良くなることで信頼を勝ち取る。ここまで考えているとは、さすが兄さん。

海流

そゆこと。いい作戦だと思わない?

海斗

いいと思う。あとはターゲット殺害のタイミング。

海流

それはこれから決めよう。

海流は詰め終わったキャリーバッグを閉め、ベッドに腰かける。作戦をたてているうちに時計の針は夜七時を指している。時の流れは速いな。

コンコン

青山さん

海流さん、海斗さん。ボスからの食事のお誘いです。

ノックと共に青山さんの声がする。確かに。作戦や準備をしていてほぼなにも口にしていなかった。

海流

ご飯!?海斗早くいこう!僕もうお腹ペコペコだよ。

海流は俺の服の袖をグイグイ引っ張り、ドアの方へ向かう。 力強すぎだって…袖破れる。

海斗

そうだね。俺もお腹ペコペコだ。

そういって俺達は食事室に向かった。

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