ひさしぶり
いつからだっけ、
家に引きこもり始めたの、
始めた理由も
今になっては覚えていない
なんとなく僕は家を出てみた
外は思っていたよりも眩しくて
今にも自分が消えてしまいそうだった
?
ねぇねぇ、
黄
へ、ッ、?
僕に話しかける人なんているんだ
そんな事を思うながら僕は振り向く
?
ひさしぶり~、
?
俺だよ、俺
黄
ぇ、
学生の時の同級生だろうか、
それとも、
黄
青、くん、?
?
そうそう、!
青
青だよ、
何年も引きこもっていたからか
元の彼の原型はなかった、
黄
ほんと、?
黄
ひさしぶり、ですね!
僕の感情は彼に会って
少しずつ取り戻しているように
感じた
黄
髪染めたんですね、!
青
あー、うん!
青
染めた、どう、?
黄
似合ってます、ニコッ
青
、ニヤ
青
ねぇ、
青
明日一緒に出かけない、?
黄
へ、?
彼からのお誘いなんて久しぶりで
僕は迷わず
黄
いいですよ、!
そう言った
青
じゃあ、10時に駅集合ね、
そう言って彼と別れた
家に帰るとそこには
親友の姿があった
赤
あ、ッ
赤
黄ちゃん、ッ
ギュッ
黄
わぁ、ッ
彼はいきなり
僕を抱きしめてくる
赤
もぉ、…心配したんだよ、?
そう言って彼は僕から離れた
僕はなぜかその時
気分がよかったので、
今日あった事を全て
彼に話した
すると彼は不思議そうな顔をして言った
赤
ぇ、?
赤
何言ってるの、?w
赤
青くんはもう、
“ 死んでるよ、? ”
ℯ𝓃𝒹