死ぬ間際星空の下でキスなんてロマンチックじゃないですか？ 第1話

今日こそはあいつに告白しよう。

そう思って私は早速 メールを開いた。

決めたんだ。

ぐっとスマホに力を入れ メッセージを送った。

大丈夫私ならできる！

来た！まずはいつも通りに ！

つい話しに盛り上がってしまった

やばい！

やっぱ無理かも…

焦る

そして佐也希の言葉が胸に刺さる

あー！またやっちゃった！ 怒ってないのに！

なんで怒っちゃうのよわたし！

もういいや！言っちゃえ！

急に緊張してきた…

やっぱ無理かも…

あぁやらかした…

まぁいっか

計画とは違うし 遠回しに言うことになるけど 伝われば…

あっ！この際に！

よし！聞けた！

知りたい！

あっいるんだ

もうこの際だし！ 聞いちゃえ！！！

それは無理です

ヒントか〜 当てられるかな〜？

同じクラスかぁー

違うか〜

かなちん可愛いのに〜

光も違うの？

えー… あっ！いたっ！ 絶対この人だ！

つい…

やっぱ優しいな〜(笑) じゃなくて！

えぇ？！

嘘だ！ だったら誰？

俺のターン？

えー 私もヒント出さなきゃ行けないの？

あっ！そうだ！

ふふん！ これで諦めてくれるだろう！

うん？

うっそぉぉ！！！

佐也希と同じヒントでいいか…

未輝君もかっこいいけど 私は佐也希が1番だと思います

あっ！やばっ！

危ない危ない！

でもさすがに佐也希でも 「俺だろ？！」 なんて言わないよね

よし！乗り切った！

やっぱ私じゃないか〜 知ってたけど余計刺さる…

そん言えば佐也希は 私の事少しでも可愛いって 思ってくれてるかな？ …なわけないか

ですよねー

えっ？

待ってそれって…

私の事…

だとしたら？

えっ？嘘

待って待って待って待って

嘘だ

そんなわけ…

やばっ

涙が…

………

ごめんなさいなわけないじゃん

こっちのセリフだよ

やばい 嬉しすぎて涙止まんないや

私と佐也希がカレカノ？ 信じられない…

でも…本当なんだ

これからもよろしくね佐也希

こんな特大な幸せが来るなんて あとで特大な不幸が来そうだな笑

そんなわけないか！

しかしこの後 その予想が的中してしまうなんて…