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第1話の注意書きを読むのだ!!
クロバラ
嘘...間に合わなかった...?
村人たち
おい、お前こんなところで何をしている!?
クロバラ
僕が...もたもたしてたから...
村長
ん?その髪...それにその目...
村長
まさか黒葉様!?
村人たち
え...黒葉様って...元村長のご子息!?
クロバラ
姉ちゃんが...(ブツブツ)
村長
何を言っているんです?黒葉様
村長
あなたに姉なんておりませんよ?
クロバラ
は?なに言ってるの??
クロバラ
お前らがさっき突き落とした女の子が僕の姉ちゃんだよ!!
村長
あぁー、なるほど
村長
そういう風に育てられたのですね
村長
黒葉様、睡蓮様はあなたの姉ではございません
村長
睡蓮様と黒葉様は血が繋がっておりません
クロバラ
は...?そんなわけないでしょ
クロバラ
そもそも人違いじゃない?僕の名前黒葉じゃないし
村長
いいえ、あなた様の名前は黒葉です
村長
(黒髪で赤い目の子供と知らない男女が写った写真を見せた)
クロバラ
この子供...家にある幼少期の僕の写真と全く同じ...
クロバラ
そんな...まさかほんとに...?
村長
あなた様がまだ小さかったころ、不届き者どもが睡蓮様と黒葉様を連れて村から逃げてしまったのです...
村長
わたくしたちは必死に探しました
村長
意外とすぐに見つかりました
村長
でも、睡蓮様が大きくなるまで待つことにしたのです
村長
捧げるのは14歳になってからと決まっておりますので...
村長
邪魔されては困るので不届き者どもは先に消させていただきましたが
クロバラ
おい...まさかその不届き者どもって...
村長
現在の黒葉様のご両親、と言った方がわかりやすいでしょうか?
クロバラ
お前...!
村長
黒葉様は後で連れてくるつもりでしたが...まさかご自分でここに来てくれるとは...
クロバラ
うるさい!!だまれ!!
クロバラ
(村長を刺そうとした)
村人たち
黒葉様おやめください!!
村人たち
(黒薔薇を地面に押さえつけた)
クロバラ
はなせ...!
村人たち
おい、外で見張りが死んでたぞ!!
村長
...黒葉様、その包丁についた血は見張りを殺したときについたものでしょうか...?
村長
まぁわたくしを刺そうとしていたしそうなんでしょうね
村長
黒葉様でも村民を殺すのは許せませぬ...
村長
お前ら、殺れ
村人たち
(黒薔薇の持ってた包丁で黒薔薇を刺した)
クロバラ
(あーあ、僕ださいなぁ)
クロバラ
(姉ちゃんも守れないし、敵討ちすらできないし...)
クロバラ
(もし死後の世界があるなら...せめてそこでは...姉ちゃんが幸せに過ごせるといいな...)
クロバラ
(例え血が繋がっていなくても...姉ちゃんの幸せを願うことに変わりはない......)
そこで僕の意識は途絶えた
シロユリ
はい、今回はここまで!
シロユリ
うん...なんだこの駄作...
シロユリ
それでは第七話でお会いしましょう...
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