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夏油傑

えーと、お宅の娘さんが霊に取り憑かれていると…

夏油傑

そういうわけだね?サトウさん

肘置きに肘を着いて座る袈裟姿の男、夏油傑は 2人の女性にそう話しかけた。

斉藤(母)

あ、はい、いや、私斉藤です

夏油傑

いや、アナタはサトウさんです

夏油傑

私がそう言ってるんだからサトウの方がいい

斉藤(母)

はぁ…

斉藤(娘)

お母さん帰ろうよ

斉藤(母)

でもアンタ最近まともに眠れてないでしょ

斉藤(娘)

だからってこんなうさんくさい…

夏油傑

刺すような視線を常に感じる

話す親子を渡って言う夏油。 その言葉に娘の方が顔を上げる。

夏油傑

肩が重く息苦しくなる時がありますね?

夏油傑

呼吸の仕方を忘れたように

夏油傑

そしてよく犯される夢を見る

言い当てられ驚く娘の背中には しがみついている呪いの姿。

斉藤(娘)

なんでそのことを…

夏油傑

動かないで

夏油はニコニコと微笑みながら手をかざした。

途端、呪霊の体がぐにゃっと変形し、 夏油の手のひらに吸い込まれてゆく。

斉藤(娘)

えっ、うそ…!!

斉藤(娘)

すごい楽に……!!

それは黒い手のひらサイズの玉へと姿を変え、 夏油の手玉となった。

♡.*・゚┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈゚・*.♡

斉藤(母)

本当になんとお礼を申し上げていいのやら

夏油傑

いえいえ困った時はお互い様です

夏油傑

またいつでも頼ってください

斉藤(母)

ね、言ったでしょ

斉藤(母)

仏様のようなお人だった

斉藤(娘)

うん…

ペコペコと頭を下げながら去っていく親子。 それを柱に体を預けて眺めながら夏油は呟く。

夏油傑

仏様ね…

夏油傑

よく分かってるじゃないか

夏油傑

呪術も扱えない猿共め

菅田真奈美

素が出てますよ夏油様

横から現れた女性に言われ、ハッとする夏油。

菅田真奈美

幹部が揃いました

菅田真奈美

ミーティングルームへ

菅田真奈美

……何をなさっているのですか?

夏油傑

除菌消臭

夏油傑

皆に猿の臭いが移るといけない

夏油傑

嬉しいなァ、いつぶりかな全員集合は

夏油傑

そうだ、久しぶりに皆で写真を撮ろう

夏油傑

一眼どこだっけ

菅田真奈美

こちらに

♡.*・゚┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈゚・*.♡

大きな扉を夏油が開けると、その部屋にいたのは 女子高生や異国人、おカマなど それぞれ特徴的な夏油の"家族達"。

夏油傑

時がきたよ家族達

夏油傑

猿の時代に幕を下ろし、呪術師の楽園を築こう

夏油傑

まずは手始めに呪術界の要

夏油傑

呪術高専を落とす

蟲 の 呼 吸 の 継 承 者 、1 級 呪 術 師 🦋

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