助けて…
助けて…
誰か助けて…
何度も心の中で助けを求めた
けど誰も助けに来てくれなかった
もうダメ私はここで誰にも助けられず…
私が何故ここに閉じ込められているのか それは遡る事一時間前
玲奈
うーんこの問題分からないな
私が頭を抱えているとチャイムが鳴る
玲奈
はーい!!
私はすぐに気づき下に降りた
玲奈
今出まーす
玄関の扉を開けた先に居たのは…
ボルサリーノを被った男の人が立っていた
玲奈
どなたですか?
聞いたと同時に背後からお父さんが “おー来てくれたかリボーンくん” 親し気に手を振り男に近づいた
玲奈
知ってる人?
お父さん
あぁ仕事先の人でねさぁ入った入った
リボーン
お邪魔します
玄米茶を作り男の前に出した
玲奈
粗茶ですが
お辞儀して引き下がろうとしたら “ここに座りなさい”とお父さんに言われ 隣に座ったと同時に
リボーン
娘さんはご存じなんですか?例の件
お父さん
これから話します
玲奈
 ?
何の事か分からず頭に疑問符が浮かんだ そして…お父さんの口からとんでもない事が…
お父さん
よく聞きなさい玲奈、この方はお前の婚約者だ
玲奈
……えぇぇええーーーー!!
驚きの余り大きい声で叫んだ







