目が覚めるとそこには 知らない天井があぅた
???
あっ起きました?
莉❤
えっと
???
無理に話さなくていいですよ
莉❤
コクッ
???
えっと莉❤くん?が倒れてしまったので僕の家に連れて来たんですけど
莉❤
(ん?)
莉❤
(俺が倒れた?)
莉❤
!
莉❤
あっあぁ
???
はい?
???
どうしました?
莉❤
早く帰らなきゃ
???
何かあるですか?
莉❤
餓死にしてそう
???
餓死?!
???
誰がですか?
莉❤
と.と.と.とりあえず
莉❤
早く帰らなきゃいけないので!
莉❤
失礼しました
る💛
る💛です
莉❤
え?
る💛
僕の名前です覚えててください
莉❤
じゃあ
莉❤
る💛さん!
莉❤
ありがとうございました
る💛
はい!どういたしまして
莉❤
では!
そうすると外は 暗くなっていて
ただ三日月の僅かな月明かりだけが 俺の事を照らしていた
すると体に焦りと緊張が走って
莉❤
(早く帰らなきゃ)
そんな事を思いながら
帰路をただただ走っていた
そして俺は家に帰ってきて
真っ先に彼を探した
莉❤
入るよ〜
ガチャ
莉❤
え?
さ💗
ん…ぅ?ポロポロ
さ💗
り……ぃ………ぬぅ?ポロポロ
莉❤
なんで……泣いてるの?
さ💗
莉❤?ポロポロ
さ💗
どこ……行ってたんだよぉポロポロ
莉❤
あっえっと
莉❤
ちょっと知り合いの家に行ってて
さ💗
じゃあ連絡してよぉポロポロ
さ💗
心配…したんだから…なぁポロポロ
莉❤
ごめん
さ💗
莉❤が..帰ってくるの遅いからグスッ
莉❤
うん
さ💗
病院に連絡したらグスッ
さ💗
もうとっくに帰ったって言われて
莉❤
うん
さ💗
外に探しに行っても
さ💗
どこにもいなくてグスッ
莉❤
うん
さ💗
もう帰って来ないかもって思ったら
さ💗
耐えきれなくてグスッ
莉❤
ごめん
莉❤
心配かけてごめんね
ギュッ
さ💗
莉❤ぅ?
莉❤
大丈夫
莉❤
俺は出ていけって言われない限り絶対に帰ってくるから
莉❤
安心して?
莉❤
ね?
さ💗
んぅ
莉❤
とりあえず泣きやも?
さ💗
うっグスッ
数十分後
莉❤
大丈夫?
さ💗
うん
さ💗
ねぇ莉❤
莉❤
どしたの?
さ💗
あのさ
さ💗
血
莉❤
あっそっか
莉❤
ちょっと待ってね今輸血パック取ってくるから
さ💗
いやッ
莉❤
え?
さ💗
莉❤のがいい
莉❤
え、でも
さ💗
莉❤の血が飲みたい
さ💗
ちょっとだけでいいから
莉❤
うぅん
さ💗
早く帰ってこなかった罰!
莉❤
それを言われちゃ逆らえないや
さ💗
いいの?!
莉❤
う、うん
莉❤
でもちょっとだけだよ
さ💗
うん!
さ💗
じゃあ頂きまーす
その瞬間俺の首元に衝撃が走った
カプッチュー
莉❤
んッ……んぅ
莉❤
ふッ……ふぁ
プハッ
莉❤
はぁはぁ
さ💗
ご馳走さま!
莉❤
これ明日絶対貧血だ
さ💗
でもまだ飲みたい
莉❤
あとは輸血パックで我慢して
さ💗
えぇ
莉❤
俺のカバンの中に入ってるから
莉❤
勝手に取って飲んでて
さ💗
はぁい
そういえば今日のアイツ やけに幼かったような
まぁ気のせいか
っとそんな事を思いながら 俺は眠りについた