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瑞希
ここ…どこだろう…
瑞希
どうしよう…帰り方も分かんない…
瑞希
学校…なのかな…ボクが行ってる
学校じゃなさそうだけど…
学校じゃなさそうだけど…
瑞希
お父さん…お母さん…
瑞希
早く…帰らなきゃ…
五条先生
はーい！GLG五条悟先生の
授業が始まるよー！って…瑞希は？
授業が始まるよー！って…瑞希は？
悠二
え？さっき部屋行ったら
いなかったからてっきりもう
教室行ったのかと…
いなかったからてっきりもう
教室行ったのかと…
恵
いないな…
野薔薇
何してるのよー…もう…
探しに行くわよ。
探しに行くわよ。
五条先生
きっとすぐ来るって！
少し待ってよー？
少し待ってよー？
五条先生
来ない！全然来ない！
あの瑞希がサボり！？
あの瑞希がサボり！？
恵
いや、暁山はサボりそう
ですけど…風邪かなにかだと
連絡すると思いますし…
ですけど…風邪かなにかだと
連絡すると思いますし…
悠二
じゃあ、もう探し行こう？
ｶﾞﾗ…
悠二
…？
瑞希
うわｯ！？人いた…
五条先生
え…んーーっとー…
恵
暁山…ですかね…
野薔薇
そうね…見たところ…
瑞希
なんで…ボクの名字知ってるの？
五条先生
え！？あー、君の親と少し
関わりがあってねー
関わりがあってねー
瑞希
そう、なんだ…
野薔薇
にしても可愛いわね！！
瑞希
え…？ボク…？
五条先生
うん！うん！瑞希っぽくて
いいねー！
いいねー！
瑞希
別に可愛くはないよ……
瑞希
ボクが好きでこの格好してる
のに…皆に変って言われるから…
のに…皆に変って言われるから…
悠二
……お兄ちゃん達も変なんだー
瑞希
変…なの？
悠二
うん、いつも見えないなにかと
闘ったりしてるし…周りから
変な目で見られるの当然！
闘ったりしてるし…周りから
変な目で見られるの当然！
瑞希
でも…ボクは…それでも…
ボクは…！
ボクは…！
五条先生
変な風に見られるのは
嫌だよね。
嫌だよね。
瑞希
うん……
五条先生
だからといって自分の
個性を無くすのも嫌だよね。
個性を無くすのも嫌だよね。
瑞希
……ボク…どうしたら
いいのかな……
いいのかな……
五条先生
でも、この世は少なからず
は否定してくる人も
いるんだ。だから、確かに
今は嫌な目で見られるかも
しれない…けど、いつか
君は最高の仲間と出会える。
は否定してくる人も
いるんだ。だから、確かに
今は嫌な目で見られるかも
しれない…けど、いつか
君は最高の仲間と出会える。
野薔薇
少なくとも私達は
アンタのこと嫌な目で
見たりしないわよ。
アンタのこと嫌な目で
見たりしないわよ。
瑞希
ほんとに…？
五条先生
じゃ！見学しよ！！
瑞希
見学…？
五条先生
ほら！3人ともー！
体術の授業に変更だよー！
体術の授業に変更だよー！
恵
今からですか…？
悠二
えぇ！？
野薔薇
はぁ…仕方ないわねー…
五条先生
じゃ、……よいしょっ…と
瑞希
わｯ…！？た…高い…
悠二
大丈夫…？先生だと…
怖くない…？
怖くない…？
五条先生
大丈夫でしょー！
行くよ〜、瑞希〜
行くよ〜、瑞希〜
瑞希
うぅ…
ｷﾞｭｯ…(目を瞑る)
瑞希
絶対、絶対…
落とさないでね…！？
落とさないでね…！？
五条先生
分かってるよ。ほら、
行くよ〜！
行くよ〜！
悠二
だからやっぱ先生じゃ
怖ぇって……
怖ぇって……
恵
背無駄に高いしな。
五条先生
僕、最強だからね。
瑞希
(怖いから…掴みたいけど…
掴めない……怖い……)
掴めない……怖い……)
五条先生
あ…、……はい、これで
僕のこと触れるよ。
僕のこと触れるよ。
瑞希
あ…う…うん……
ぎゅうぅ…
悠二
可愛い！！
恵
まぁ、小1くらいだしな…
恵
あ、じゃあ今先生に
俺達も触れるってこと
だよな…？
俺達も触れるってこと
だよな…？
五条先生
恵ー？殴るとか
考えないでねー？
考えないでねー？
恵
………………別に
考えてませんよ……
考えてませんよ……
五条先生
今の間何…！？
野薔薇
そうね…ビンタくらいなら
出来そうね。
出来そうね。
五条先生
酷くない…！？
五条先生
はーい！着いたよ〜
恵
ｯｯ！！
悠二
うぉ！？やるな伏黒！！
野薔薇
ふん！！
恵
あぶねぇ！！
悠二
死ぬってぇぇ……
瑞希
〜〜♪
五条先生
(瑞希、楽しそうだな…)
瑞希
君にはこれあげる。
で、君はこっちで＿
で、君はこっちで＿
五条先生
瑞希！危ない！！
瑞希
え……？
ﾊﾞｼｭﾝｯｯ！！
五条先生
ふぅ……
瑞希
あれ…あの子達
消えちゃった…
消えちゃった…
五条先生
(ここは、高専内だぞ…？
なんで呪霊が…)
なんで呪霊が…)
五条先生
瑞希、僕と遊ぼうか。
瑞希
え？う、うん。
五条先生
(瑞希を野放しにしてたら
危ないな…瑞希はきっと
呪霊が見えてる……)
危ないな…瑞希はきっと
呪霊が見えてる……)
悠二
先生！！どうしたの？凄い
音聞こえたけど…
音聞こえたけど…
恵
何かしてたんですか？
五条先生
あぁ…瑞希が＿
瑞希
あ…あの子泣いてる。
行かなきゃ…可哀想…
きっとボクと同じ…
行かなきゃ…可哀想…
きっとボクと同じ…
五条先生
瑞希！！
恵
玉犬！！
野薔薇
芻霊呪法…簪…！
ｼｭﾝｯ……
瑞希
…？泣いてる子が
いたんだけど…
いたんだけど…
五条先生
(幸い…呪術のことはよく
分かってないみたいだ…
でも…よく分からないから
こそ危なくもあるけど…)
分かってないみたいだ…
でも…よく分からないから
こそ危なくもあるけど…)
悠二
あき＿瑞希！きっと
気のせいじゃない？
気のせいじゃない？
瑞希
？じゃあ…そうかも…
五条先生
(呪霊が瑞希を誘き寄せて
取り入ろうとしてる……)
取り入ろうとしてる……)
瑞希
あのね…ボクしか
見えてない何かがいる
んだって……皆に
言っても…そんなのいない
って言われる……
見えてない何かがいる
んだって……皆に
言っても…そんなのいない
って言われる……
瑞希
あの子達は…ボクと一緒
なのに……
なのに……
五条先生
瑞希、その子達は少し
危ない子達なんだ。
危ない子達なんだ。
瑞希
見えるの…？
五条先生
瑞希は襲われたことない
かもしれないけど…僕達
にも被害が出るかもしれない。
かもしれないけど…僕達
にも被害が出るかもしれない。
瑞希
そうなの…？
恵
だから、あんまり俺達から
離れるなよ。
離れるなよ。
瑞希
分かった…
五条先生
(きっと誰かが瑞希を…
小さくしたのか…誰かの犯行
だとすると…そいつを
倒さないかぎり…戻らない…)
小さくしたのか…誰かの犯行
だとすると…そいつを
倒さないかぎり…戻らない…)
五条先生
(最悪を考えると…瑞希は
このままになりかねない…)
このままになりかねない…)
五条先生
だとしたら…誰だ…
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