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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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協力だってするし、共犯にだってなるよ

その言葉に何か思ったのか 考える素振りを見せた

僕らはそれをじっと待つ

月夜

……すぐに信用する事は、出来ません

葛葉

まぁだろうな

とりあえず、その子を部屋で休ませない?

月夜の後ろにいる星夜を指さす

多少呼吸は整ってきているが、 休ませるに越した事はないだろう

月夜

……そうですね、分かりました

心配だったのかすぐに頷いた

それじゃあ……

部屋に行こう、そう言おうとした時

??

あ、いた!!

後ろから声がした

振り返ると不破くんともちさん、 ガッくんがやってきた

葛葉

ふわっちタイミングわりぃ〜

声の正体は不破くんだったようだ

月夜はまた警戒してしまった

剣持

不破くん、これ声かけるタイミングアウトだよ

伏見

だよな〜、めっちゃ警戒しちゃってるぜ

こちらの状況を汲み取ったのか、 2人はそう言った

僕らはまだ子供の姿だが、 3人は元の姿に戻っている

それも相まって月夜の 警戒度が増した気がした

葛葉

大丈夫、俺らがいる

あの人たちも悪い人じゃないから、安心して?

月夜

……分かりました

殺気に近いものが 少しだけ収まった気がした

どれだけ危害を与えられると 思っているのだろうか

伏見

えーっと、とりあえず、部屋に戻る感じでいいっすか?

はい、先に行っててください

剣持

了解です、不破くん行きますよ

剣持

あぁそれと

剣持

葉加瀬さんが元に戻る薬?を持ってきてくれてみんな元に戻ってるので

もちさんがそう言い残し、 不破くんを引きずるように もと来た道を戻っていった

葛葉

……俺らはまだこのままでいいか

そうだね、こっちの方が話しやすいだろうし

目線や高さが同じだと 喋りやすさとかも変わるだろうしね

話している間に月夜が星夜を 立たせるが足元が少しふらついていた

大丈夫?手、かすよ

月夜

いえ、お気になさらず

そう言われるが、 やっぱり危ない気がする

そう思っていると葛葉が星夜を 反対側から支えた

月夜

!!

葛葉

怪我でもした方が困るだろ

月夜

……それもそうですね

月夜

ありがとうございます

葛葉

行くか

あ、じゃあ僕先頭歩くよ

ちゃんと着いてきてね〜

葛葉

りょ

月夜

分かりました

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